ステーブルコインのリスクや種類、主要コインの解説

サムネイル画像引用元:Tether(USDT)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap

こんにちは、デフィー 参拾肆号です。

暗号資産の取引や保有を検討する上で重要なステーブルコイン。

米ドルなどと連動するとは知っているが詳細な仕組みやリスクについてはまだ調べられていない、そういう方も多いのではないでしょうか。

今回の記事ではステーブルコインの主な種類と主要ステーブルコインを取り上げ、仕組みやリスクについて解説します。

ステーブルコインの利用を検討しているが事前に仕組みやリスクを把握しておきたい、そのような方に向けておすすめの記事です。

ステーブルコインとは

ステーブルコインとは米ドルなどの法定通貨や金に代表されるコモディティと同じ値動きをする(ペグする)事を目指して発行されている暗号資産です。


図:筆者作成
画像引用元:Tether(USDT)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
JPYCの画像引用元:JPY Coin(JPYC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap

暗号資産の価格は一般的にボラティリティが高く、特にダウントレンドが持続している市況においては、保持しているだけで大幅に資産価値を棄損してしまう事態がしばしば起こります。

そのような時に暗号資産をステーブルコインに替えておけば、自身が保持する資産価値を法定通貨を所持している場合と同程度に保護することができます。

即ち、ステーブルコインは基本的には法定通貨価値の保存手段として用いられる暗号資産ということになります。

ステーブルコインのリスク

法定通貨やコモディティとの値動きの連動を目指しているとはいえ、それはステーブルコインの安全性を必ずしも保証するものではありません。

なぜならば、ステーブルコインはあくまで民間企業等によって発行されているものであり、国による保護や補償などは期待ができないためです。

他の暗号資産と比べれば一定信用が高いとは言えそうですが、所持する場合はそれなりのリスクを負っている認識を持つべきです。

例えば、後述するUSTトークンは米ドルをペグしたドルステーブルコインとして一時期人気を博しましたが、現在時点では1トークンあたり0.023ドルと、大きくディペグしています。

下記はそのUSTのチャートですが、2022年5月時点で1ドルから大きくディペグしていることがわかります。


画像引用元:tradingview

ステーブルコインはあくまでステーブルを目指したものであり、実際に価格がステーブルするかは別問題、利用にあたっては注意が必要ということがわかるとても示唆に富んだ事象です。

このような事象などを踏まえ、ステーブルコインにはどのような種類があるのか、それぞれどのようなリスクがあるのか、これらを次章より解説します。

ステーブルコインの種類と各主要コインの解説

ステーブルコインは大きく分けて2種類のタイプに分けられます。

担保としてなんらかの裏付け資産を持つ担保型ステーブルコインと、担保無しでアルゴリズムによってペグを目指す無担保型ステーブルコインです。

それぞれの特徴や時価総額の大きい主要なコインについてもご紹介します。


出典:従来型の金融業界から見たステーブルコインの類型

担保型ステーブルコイン

担保型ステーブルコインは、発行する暗号資産を担保する裏付け資産を何らかの形で保持しているタイプのステーブルコインです。

担保とする準備金の種類や量によってさまざまな種類のステーブルコインがあります。

このタイプのステーブルコインは発行したステーブルコインと同価値、もしくはそれを上回る資産が準備金として発行体に保持されているため信頼性が高く、現時点で最も普及しているタイプのステーブルコインです。

以下、担保の種類と代表的なステーブルコインについて掲載します。

1、法定通貨を担保としたステーブルコイン

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