チェーン間ブリッジの「Nomad」がハッキング被害にあい、$165M (約200億円) が流出しました。

先日もブリッジの Harmony がハッキングされたというニュースが流れており、ブリッジのハッキングが後を絶ちません。

ブリッジはマルチシグにより複数のサーバに秘密鍵を分散させて管理することでリスクを低減していますが、それでもいわゆる「ホットウォレット」状態になっているため、ハッキングの対象になりやすく、ハッキングにより資産が失われる可能性が高いと考えられます。

ブリッジのリスクや事故の回避方法についてはこちらの記事などを参考に、自己防衛してくださいね。

それでは！

追記

2022/08/08

Nomad公式より、バウンティプログラムが発表されていましたので、翻訳文を掲載します。

更新：Nomadブリッジ ハッキングバウンティ

Nomadは10%を上限とするバウンティをNomadブリッジのハッカー（ただし、ハッキングされた資産の90%以上を返却した組織をハッカーとみなします）にアナウンスし、ホワイトハットとします。
Nomadはホワイトハットに対していかなる法的措置も取らないことを約束します。
資産は下記の公式のNomadの復旧用ウォレットアドレスに返却してください：
0x94A84433101A10aEda762968f6995c574D1bF154

なりすましやその他の詐欺に警戒してください。

Nomadはコミュニティ、法的機関やブロックチェーン解析企業と協同してすべての資産が返却されるように尽力します。