Compound(コンパウンド)とは?特徴から将来性まで徹底解説

アイキャッチ画像引用元:Compound

こんにちは、デフィー 参拾肆号です。

DeFiは一時期ではDeFiサマーとも呼ばれ大きな盛り上げりを見せ、中でもレンディングプラットフォームは一般的なユースケースとして多くのユーザーに利用され、TVLを拡大しています。

2020年夏のDeFiブームを主導したと言われており、比較的古参なレンディングプラットフォームがCompoundです。

今回はCompoundの特徴から将来性までわかりやすく解説していきます。

Compoundとは

項目 詳細
プロジェクト名 Compound(コンパウンド)
リリース 2018年9月
TVL 約18億ドル
ネイティブトークン COMP
対応ブロックチェーン Ethereum(イーサリアム)
Polygon(ポリゴン)
Arbitrum(アービトラム)
Base(ベース)
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
CoinbaseWallet(コインベースウォレット)
Walletconnect(ウォレットコネクト)
Ledger(レジャー)
Tally(ターリー)など
取引手数料 なし(ネットワーク手数料はかかります)
取扱サービス レンディング
公式サイト https://compound.finance

参考:Compound
参考:Compound Finance – DefiLlama

Compoundは2018年9月にCompound LabsによりリリースされたEthereumブロックチェーン上のレンディングプラットフォームです。

中央集権的な貸借取引とは異なり、スマートコントラクトによって自動化されたプロトコルに基づいて運営されています。

2019年5月にはバージョン2がローンチされ、現在では新たに資本効率やUXが向上したバージョン3がローンチされています。

現在に至るまでの時系列は以下の通りです。

年月 詳細
2018年9月 Compoundローンチ
2019年5月 Compoundバージョン2ローンチ
2022年8月 Compoundバージョン3ローンチ(現在)

参考:初心者でもわかる「Compound(COMP)」とは|仕組みや将来性を解説
参考:DeFi大手Compound、第3バージョン「Compound III」リリース

主要なサービスとしては暗号資産の貸し借りができるレンディングで、ユーザーはCompoundに資金を預けることで利息を得ることができます。

また他のユーザーが資金を借りる際には、その金利を支払う必要があります。

2023年8月現在、対応しているブロックチェーンもEthereumを含む3種類に対応しています。

TVLは約18億ドルとDeFiのTVLランキングでは11位に位置し、1位のLidoのTVLが約80億ドルなので、比較的利用されているプロダクトです。


画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard

Compoundの特徴

Compoundの特徴は主に2つあります。

  • 暗号資産の貸し借りができるレンディングプラットフォーム
  • 独自トークン「$COMP」と「$cToken」の発行

以下で詳しく解説します。

暗号資産の貸し借りができるレンディングプラットフォーム

先ほど紹介した通り、Compoundは暗号資産の貸し借りができるレンディングプラットフォームです。

仮想通貨を預けることで利

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