画像引用元:Press Kit | Docs
こんにちは、デフィー参拾肆号です。
リキッドステーキングは、LSTを付与することで従来のステーキングに比べて、資金効率を高められることから人気を博しています。
Solanaエコシステムにもリキッドステーキングプロトコルは多数存在しますが、ユニークで革新的なサービスを提供しているSanctumが注目を集めています。
今回はSanctumの特徴から将来性までわかりやすく解説していきます。
Sanctumとは
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | Sanctum(サンクタム) |
リリース | 2023年8月 |
TVL | 約11億ドル |
ネイティブトークン | $CLOUD |
対応ブロックチェーン | Solana(ソラナ) |
対応ウォレット | Phantom(ファントム) Solflare(ソルフレア) Backpack(バックパック)など |
取引手数料 | プール内流動性により変動 |
取扱サービス | スワップ リキッドステーキング |
公式サイト | https://app.sanctum.so |
参考:Sanctum – Welcome to the infinite-LST future
参考:Sanctum – DefiLlama
Sanctumは2023年8月にSolanaネットワーク上で構築されたLSD(リキッドステーキングデリバティブ)を展開するDeFi(分散型金融)プラットフォームです。
LSDは、資金を預け入れた証明としてステーキングした資金と1:1の割合でLST(リキッドステーキングトークン)が付与されます。
LSTは預け入れた資金と連動するステーブルコインのようなトークン(実際には若干の乖離が見られます)であり、ステーキング報酬を受け取りながら、他のDeFiでLSTを運用して更なる収益が獲得できるという魅力的なサービスとなっています。
Sanctumでは、$SOLにおけるLSTの発行やLST同士のスワップなどLSTに特化したプラットフォームになっています。
さらに公平かつ迅速な取引や高い流動性を実現する技術も導入していることで、BinanceなどのCEXやJupiterなどのSolanaエコシステムのプロジェクトから大きな注目を集めています。
2025年3月現在ではプロダクト内のTVLは約10億ドルあり、DeFiのTVLでは31位に位置し、1位のLidoのTVLが約180億ドルなので、比較的利用されているプロダクトです。
画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard
Sanctumの特徴
Sanctumの特徴は主に3つあります。
- バスケットトークン「$INF」の発行
- $SOLのLSTを数多く取り扱っている
- 独自トークン「$CLOUD」の発行
以下で詳しく説明します。
バスケットトークン「$INF」の発行
Sanctumの最大の特徴はバ
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