Circle USYCとは?特徴や将来性についてわかりやすく解説

アイキャッチ画像引用元:Pressroom | Latest Circle News

こんにちは、デフィー参拾肆号です。

かつて価値の保存のみの役割だったステーブルコインは、いまや利回りを生成する時代になりつつあります。

その先駆的存在がCircle社が米国債などのRWAを裏付けに発行する「$USYC」です。

USYCは、USDCに続く新たな選択肢として機関投資家向けに設計され、利回り生成を可能にします。

今回はUSYCの特徴や将来性についてわかりやすく解説していきます。

Circle USYCとは

項目 詳細
プロジェクト名 Circle USYC(サークルユーエスワイシー)
リリース 2023年7月
TVL 約30億ドル
ネイティブトークン USYC
対応ブロックチェーン Ethereum(イーサリアム)
BNB Smart Chain(ビーエヌビースマートチェーン)
Near(ニア)
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
CoinbaseWallet(コインベースウォレット)
WalletConnect(ウォレットコネクト)
Phantom(ファントム)
Ledger(レジャー)
Safe(セーフ)など
発行手数料 0.03~0.04%
取扱サービス 現実資産のトークン化
公式サイト https://www.circle.com/usyc

参考:USYC | Tokenized Money Market Fund | Circle
参考:Circle USYC TVL & Fees

Circle USYC(Circle Yield)は、世界で最も信頼されているステーブルコインの一つである$USDCの発行元のCircle社が展開する機関投資家向けの利回り生成プロトコルです。

正確には、Hashnote社が発行する「Hashnote International Short Duration Yield Fund」という投資信託の持ち分をCircle社が買収し、ブロックチェーン上でトークン化したものです。

投資家は$USDCを預け入れることで$USYCを受け取り、その保有期間に応じて利回りを得ることができます。

裏付け資産は、主にT-Bills(米国財務省証券)や米国政府証券に裏付けられたリバースレポ契約です。

つまり米国政府の信用に基づいた現実世界の金利をオンチェーンに持ち込むことで、極めて高い安定性を実現しています。

Circle USYCの特徴


画像引用元:USYC | Tokenized Money Market Fund | Circle

Circle USYCの特徴は主に3つあります。

  • Circle社が運用している
  • 機関投資家に特化した商品設計
  • 証拠金として利用できる

以下で詳しく説明します。

Circle社が運用している

USYCの最大のアドバンテージは、USDCという世界標準のインフラを構築したCircle社が直接運営している点にあります。

インフラと運用商品を一貫して手がける垂直統合型のモデルを構築しているため、信頼性が極めて高いのが特徴です。

実務運用はCircle社が買収したHashnote社(米SEC登録済みの投資アドバイザー)が担っており、伝統金融の厳格なルールとWeb3の機動力を両立させることで、機関投資家が安心して巨額の資金を投じられる土壌を提供しています。

また投資家にとっての大きな利点は、USDCエコシステムとの圧倒的な親和性です。

Circleを通じて手持ちのUSDCをUSYCへシームレスに変換でき、外部の取引所などを介さない直接的な資金移動が可能です。

さらにCircle独自の技術であるCCTPを活用することで、イーサリアムだけでなく、SolanaやAvalancheといった複数のブロックチェーンへ即座に展開できます。

このネットワークの広さにより、投資家は特定の環境に縛られることなく、自身の運用戦略に最適な場所で利回りを享受できるようになっています。

機関投資家に特化した商品設計


画像引用元:USYC | Tokenized Money Market Fund | Circle

USYCは、誰でも自由にアクセスできる一般的なDeFiとは一線を画し、法的なハードルをクリアした機関投資家向けに完全特化しています。

その商品設計には、金融機関が最も懸念する規制の遵守と相手方の身元が不明なことによるカウンターパーティリスクを排除することに主眼を置いています。

まずあ

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