Steakhouse Financialの特徴や将来性を徹底解説

アイキャッチ画像引用元:Steakhouse

こんにちは、デフィー参拾肆号です。

DeFiは今、アルゴリズムだけに頼る時代から財務諸表の作成やリスク分析などプロの知性を活用する時代へと移り変わっています。

その最前線で、Coinbaseなどの企業やLidoなどの大手プロトコルから絶大な信頼を寄せられているのがSteakhouse Financialです。

今回はSteakhouse Financialの特徴や将来性について徹底解説していきます。

Steakhouse Financialとは

項目 詳細
プロジェクト名 Steakhouse Financial(ステークハウスファイナンシャル)
リリース 2024年11月
TVL 約17億ドル
ネイティブトークン なし
対応ブロックチェーン Ethereum(イーサリアム)
Arbitrum(アービトラム)
Base(ベース)
Polygon(ポリゴン)
Monad(モナド)
Corn(コーン)
Unichain(ユニチェーン)
katana(カタナ)
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
Walletconnect(ウォレットコネクト)
Coinbase Wallet(コインベースウォレット)など
管理手数料 0~1%
取扱サービス 自動投資
公式サイト https://www.steakhouse.financial

参考:Steakhouse
参考:Steakhouse Financial TVL, Fees & Revenue

Steakhouse Financialはリスク管理と分析に特化したDeFi(分散型金融)で、TradFi(伝統的金融)の高度な専門知識をオンチェーン(ブロックチェーン上)に持ち込んだ財務のプロフェッショナル集団です。

もともとは、中央集権的な管理者がいないDAO(分散型自律組織)に対し、プロの視点から財務諸表の作成やリスク分析を提供するアドバイザリー業務からスタートしました。

DeFiの世界では、誰がいくら持っているかは透明ですが、そのプロジェクトの財務が本当に健全かを客観的に判断するのは非常に困難です。

Steakhouseは、LidoやMakerDAOといったトッププロジェクトの軍師として、複雑なオンチェーンデータを解釈し、持続可能な財務戦略を構築してきました。

現在では、単なる資産運用プロジェクトではなく、その卓越したリスク管理能力を活かし、Morpho Blueなどのプロトコル上でユーザーの資産を直接管理するRisk Curator(リスク・キュレーター)として、預かり資産を急拡大させています。

ユーザーは資産を預けるだけで、裏側ではSteakhouseの専門家が24時間体制で市場を監視し、最適な市場へ資金を振りわけています。

これは単なる自動化プログラムではなく、プロの判断をオンチェーンで自動執行するという、いわばデジタル上のプライベートバンクのようなサービスです。

その対価として成功報酬型の手数料が発生しますが、それはプロの目利きによる安全性を買うためのコストと言えるでしょう。

2026年4月現在、プロダクト内のTVLは約17億ドルあり、DeFiのTVLランキングでは26位に位置し、1位のAaveのTVLが約260億ドルなので比較的利用されているプロダクトです。


画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard

Risk Curatorとは

Risk Curatorとはどのようなサービスなのかもう少し深掘りします。

従来のAaveのようなプロトコルでは、ガバナンス投票によって何をいくら貸し出すかを一律に決めていました。

しかし、これでは市場の急変に対応できず、リスクの高い資産が扱いにくいという欠点がありました。

そこで登場したのが、Morpho Blueなどのモジュール型融資プラットフォームです。

ここでは、プラットフォーム側は貸し借りの箱(インフラ)だけを提供し、どの資産をどのくらいの比率で、誰に貸し出すかというリスク管理を専門家(キュレーター)に委託します。

参考:Morpho Protocolの理解を深める 後編 | DeFIRE 〜デファイア〜

Steakhouse Financialはこのリスク管理のプロです。

ユーザーは個別の融資案件を精査する代わりに、SteakhouseのVault(プロが目利きしたパッケージ)に資産を預けることで、高度なリスク管理をアウトソーシングできるのです。

Steakhouse Financialの特徴

Steakhouse Financialの特徴は主に3つあります。

  • 見える化を徹底したオンチェーン会計
  • 独自のLTV管理
  • RWAを組み合わせたポートフォリオの多層化

以下で詳しく説明します。

見える化を徹底したオンチェーン会計

多くのDeFi運用は預けたら増えるという結果しか見えず、運用過程については不透明になりがちです。

ですがSteakhouse Financialでは、オンチェーン会計を提唱し、伝統的な財務諸表のような形式で公開しています。

これにより、ブロックチェーン上の生データを元にレポートが作成されるため、改ざんが不可能で監査不要の透明性を確保しています。

またリ

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