「Funding Rate Arbitrage Helper」のご紹介

こんにちは!
弐号です。

既にどこかで書いたと思いますが、現在は基本的にファンディングレート(Funding Rate; 以下「FR」)のアービトラージ戦略を中心として運用をしています。

その中でFRが大きくプラス、もしくは大きくマイナスの取引所と銘柄を選定する必要があるのですが、いちいち複数の取引所に見に行くのが面倒になってきたため、一覧として出力されるウェブサイトを制作しました。

基本情報

ソースコードは以下のGitHubリポジトリにて公開しています。

https://github.com/visvirial/fr-arb-helper.visvirial.com

React (Next.js) を初挑戦ということでプログラミングの練習も兼ねているので、ちょっとコードが汚いですがご容赦ください。

コンパイルしたフロントエンドは以下のURLにデプロイしています。

https://fr-arb-helper.visvirial.com/

現在のところ対応している取引所はHyperliquid、OKX、Bybitの三つで、気が向いたら随時追加していきます。

すべての取引所・銘柄に対してリアルタイムでデータを取得し続けているため、それなりのCPUを積んだPCでご利用ください(スマホでも見れますが、動作が重かったりデザインが崩れる可能性があります)。

使い方

FRがプラスに高い順ですべての銘柄が並んでいますので、無期限先物ショート・現物ロングのポジションを取るなら基本的に上の方の銘柄を選定します。

逆に無期限先物ロング・現物ショートのポジションを取る場合にはページを一番下までスクロールしてFRが大きくマイナスのものを選定してください。

参考として、先物市場の価格(Mark Price)と現物市場の価格(Index Price)の差分(「Mark – Index」と表示されているもの)を掲載しており、乖離が大きいもののほうが有利になりやすいです。

あとは現物市場があるか(「Spot」欄を参照)、証拠金取引をするならばマージン市場があるか(「Margin」欄を参照)や、流動性(スリッページ)などを総合的に鑑みてエントリーしてください。

本ツールが皆さんの投資戦略の役に立つことを願います。

それでは!

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