アイキャッチ画像引用元:Media Kit (Logos & Graphics) – BENQI
こんにちは、デフィー参拾肆号です。
暗号資産のステーキング報酬を受け取りながら、デリバティブトークンをDeFiで運用できるLSD分野はDeFiで最も多いTVLを記録しています。
LSDを提供しているプロダクトの多くはEthereumネットワークに対応していますが、主要チェーンに対応したプロダクトも頭角を現してきました。
今回はそんなLSDをAvalancheネットワークで展開するBenqiの特徴や将来性について徹底解説していきます。
Benqiとは
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | Benqi(ベンキ) |
リリース | 2021年8月 |
TVL | 約5億ドル |
ネイティブトークン | QI |
対応ブロックチェーン | Avalanche(アバランチ) |
対応ウォレット | MetaMask(メタマスク) CoinbaseWallet(コインベースウォレット) Walletconnect(ウォレットコネクト) Rabby Wallet(ラビィウォレット) OKX Wallet(オーケーエックスウォレット) Trust Wallet(トラストウォレット) Core(コア) Coin98(コイン98) |
取引手数料 | 10% |
取扱サービス | レンディング リキッドステーキング |
公式サイト | https://benqi.fi |
参考:BENQI
参考:Benqi – DefiLlama
BenqiはAvalancheネットワーク上で構築されたLSD(リキッドステーキングデリバティブ)とレンディングを展開するDeFi(分散型金融)です。
もともと2021年8月にレンディングプロダクトとしてリリースされました。
当時DeFi市場は暗号資産の最盛期に伴い、話題を集め、市場の多くはEthereumネットワークがシェアを独占していました。
しかしスケーラビリティ問題に直面しており、新興ブロックチェーンで高速な処理速度で手数料も安いSolanaやAvalancheが話題となりました。
そのような背景からBenqiの開発者たちはサブセカンドファイナリティを兼ね備えたAvalanche上でBenqiを展開しました。
2022年2月にはリキッドステーキングを展開したことでも注目されています。
Benqiは、ユーザーがAvalancheネットワーク上のレンディングとLSDを利用することで、DeFiの利点を最大限に生かし、収益を最大化することを目指しています。
2024年2月現在ではプロトコル内のTVLは約5億ドルあり、DeFiのTVLでは32位に位置し、1位のLidoのTVLが約220億ドルなので、中堅クラスのプロダクトと言えます。
画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard
Benqiの特徴
Benqiの特徴は主に3つあります。
- 暗号資産の貸し借りができるレンディングプラットフォーム
- $AVAXのリキッドステーキングに対応している
- 独自トークン「$QI」の発行
以下で詳しく解説します。
暗号資産の貸し借りができるレンディングプラットフォーム
Benqiは暗号資産の貸し借りができるレンディングサービスを展開しています。
仮想通貨を預けることで利
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