Instadappとは?特徴や将来性、注意点をわかりやすく解説

アイキャッチ画像引用元:InstaDApp – Overview, News & Competitors | ZoomInfo.com

こんにちは、デフィー 参拾肆号です。

DeFiは暗号資産市場の人気を高め、レンディングやイールドファーミングで運用するユーザーも増加してきました。

同時により多くの収益を得るために複数のプロトコルを利用する方も多いと思います。

そんな中、あらゆるDeFiプロトコルを一括で利用できるInstadappが注目を集めています。

今回はInstadappの特徴や将来性、注意点を徹底解説していきます。

Instadappとは

項目 詳細
プロジェクト名 Instadapp(インスタダップ)
リリース 2018年11月
TVL 約18億ドル
ネイティブトークン INST
対応ブロックチェーン Ethereum(イーサリアム)
Polygon(ポリゴン)
Arbitrum(アービトラム)
Optimism(オプティミズム)
Avalanch(アバランチ)
Base(ベース)
Fantom(ファントム)
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
CoinbaseWallet(コインベースウォレット)
Walletconnect(ウォレットコネクト)
Portis(ポーティス)
取引手数料 各取引所の手数料による
取扱サービス ファーミング
レンディング
自動投資
公式サイト https://instadapp.io/

参考:Instadapp
参考:Instadapp – DefiLlama

Instadappとは、2018年11月にインド人起業家のSowmay Jain氏とSamyak Jain氏により、リリースされたEthereumネットワークを基盤としたDeFi(分散型金融)です。

DeFiプロトコルを一元管理し、効率的に資産を運用することができるプラットフォームなので、MakerDAOやCompound、Uniswapなど複数のDeFiプロトコルを1つのインターフェースで利用できます。

このプラットフォームでは、ユーザーが複数のDeFiプロトコルに分散して資金を預ける必要がなくなり、代わりにInstadappを通じて直接操作を行うことができます。

また操作の煩雑さや手数料の削減が可能となり、DeFi初心者にとっても使いやすいUI及びUXになっており人気を集めています。

2023年9月現在ではプロダクト内のTVLは約18億ドルあり、DeFiのTVLでは10位に位置し、1位のLidoのTVLが約140億ドルなので、比較的利用されているプロダクトです。

対応ブロックチェーンはEthereumを含む7種類で、対応ウォレットもMetaMaskなど4種類に対応していて使いやすいと言えます。


画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard

Instadappの特徴

Instadappの特徴は主に3つあります。

  • 複数のDeFiプロトコルを一元管理
  • シミュレーションモードが活用できる
  • 独自トークン「$INST」の発行

以下で詳しく説明します。

複数のDeFiプロトコルを一元管理

Instadappを利用することで、ユーザーは複数のDeFiプロトコルを一元管理することが可能です。

従来、DeFiを利用するにはユーザー自身で暗号資産の追

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