Web3.0業界にSocialFiというトレンドが生まれつつ、多くのプロジェクトが誕生し始めています。
SocialFiとは、ツイッターやインスタグラムのようなSNSと金融を表すFinanceを掛け合わせた造語になります。
SNSとブロックチェーン技術を組み合わせ、誕生したものが分散型SNSと呼ばれ、その中でも話題を集めているプロジェクトのフレンドテック(Friend.Tech)を紹介していきます。
本記事では、フレンドテックの概要やプロジェクトの目的など、フレンドテックをこれから始めるにあたって是非参考にしていただければ幸いです。
目次
Friend.Techとは
Friend.Techの概要
フレンドテックとは、2023年8月にローンチされた分散型SNSになります。
プラットフォーム開始2週間後に、10万人のユーザーを獲得、約2,500万ドルの収益を挙げたとして業界の中で大きな注目を浴びました。
また、NBA選手やe-sportsの有名人が初期ユーザーとして参加したこともあり話題になりました。
後ほど詳しく解説しますが、ユーザーはX(旧ツイッター)アカウントに紐付くキー(keys)の購入によって参加することができます。
キーを購入したユーザーは、X(旧ツイッター)ユーザーのプライベートチャットや限定コンテンツにアクセスできるようになります。
まとめると、フレンドテックは、既存SNSに紐づく形でアカウントを構築し、既存SNSユーザーの限定コンテンツにアクセスして楽しむというプロジェクトと言えるでしょう。
プロジェクトの目的
本記事執筆時点では、明確なプロジェクトの目的は公開されていません。
プロジェクトが何を目指しているのか、なぜフレンドテックを運用しているのかなどがわからないという点が、逆にユーザーに考えさせることになり、様々な憶測が飛び交っている状態といえるでしょう。
運営チームについて
運営チームに関しても特に情報がない状態になります。
しかし、Racerという匿名の人物が開発に携わっていることが分かっています。
彼は、以前話題を集めたStealcamやTweetDAOの製作者として有名です。
Stealcamに関してはリブランドという形でフレンドテックに切り替わりました。
しかし、彼が手がけたプロジェクトは現在停止中であり、公式サイトやSNSなども動いていない状態なためフレンドテックも今後同じような状況になるのではないかと不安視されています。
現状だと、フレンドテック側からの詳細アナウンス待ちになるでしょう。
Friend.Teckの仕組み
Base上に構築されたDApps
フレンドテックは、イーサリアムのレイヤー2であるBase上に構築されています。
Baseとは、Coinbase社が手がけるレイヤー2ブロックチェーンであり、イーサリアムと互換性があることが特徴です。
また、イーサリアムのレイヤー2ということもありセキュリティも強く、分散型SNSに相性の良いブロックチェーンといえるでしょう。
加えて、Baseは新興チェーンとして話題性もあり、新規のユーザーを多く獲得できることから、フレンドテックは良い選択をしたとも捉えられるでしょう。
Keysについて
Keysの仕組みを解説していきます。
キーを購入するためには招待コードが必要であり(本記事執筆時点では必要なし)、0.01ETHをフレンドテック口座に保有しておく必要があります。
キーを発行したユーザーは、その
ここから先は、会員限定のコンテンツになります。残り全てを見るには、サロン入会案内ページから会員登録をよろしくおねがいします。