こんにちは!弐号です。
DeFiプラットフォームによってはフロントエンドの出来が悪く、何度もロードするとロードできなくなるサイトが(残念ながら)存在します。
今回の記事ではそういったDeFiプラットフォームでも正しくロードできるようにする簡単なやり方を試行錯誤の末発見しましたので紹介します。
実験対象のDeFiプラットフォーム
今回の実験では ACryptoS を対象とします。
ACryptoS は複数のチェーンに対応していますが、基本的にどのチェーンを選んだとしても、数回ページをリロードしただけでロードが失敗するようになります。
通常はページを開くと10秒ほどで運用先アセットの一覧が表示されるのですが、ページのリロードを繰り返すと上記のような画面で固まってしまい、何も表示されなくなります。
チェーンは BSC を対象とします。
なぜロードに失敗するか?
ロードに失敗する原因を探るために Google Chrome で F12 ボタンを押し開発ツールを表示すると、下記画像のように「 https://bsc-dataseed.binance.org/ 」に対するリクエストに失敗していることがわかります。
このURLはBSCチェーンのパブリックフルノードサービスのものであり、おそらく何回もリロードしたことによりアクセス制限(通常、例えば一分間に何十回まで、などと決まっている)に達してしまったのでしょう。
公式ドキュメントを確認してみると「The rate limit of BSC endpoint on Testnet and Mainnet is 10K/5min.(テストネットおよびメインネットのBSCエンドポイントのレートリミットは5分間で1万回です。)」と書かれており、これに達してしまったと考えられます。
回避方法
このようにパブリックなフルノードのエンドポイントにはアクセス制限がありますので、一般的にはInfura、Alchemy、
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