Synthetix(シンセティックス)とは?特徴や将来性を解説

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こんにちは、デフィー参拾肆号です。

DeFiはレンディングやレバレッジ取引など従来の金融サービスをブロックチェーン上で利用できますが、さらに数多くある金融商品をトークンとして発行できる合成資産分野が注目を集めています。

合成資産を発行できるデリバティブには原資産や金融商品など様々ありますが、Synthetixを利用するユーザーが多い印象です。

今回は合成資産を発行できるSynthetixについて、特徴や将来性について解説していきます。

Synthetixとは

項目 詳細
プロジェクト名 Synthetix(シンセティックス)
リリース 2018年12月
TVL 約7.4億ドル
ネイティブトークン SNX
対応ブロックチェーン Ethereum(イーサリアム)
Optimism(オプティミズム)
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
CoinbaseWallet(コインベースウォレット)
Gnosis Safe(グノーシスセーフ)
TrustWallet(トラストウォレット)
Brave Wallet(ブレイブウォレット)
Trezor(トレザー)
Portis(ポーティス)
Torus(トーラス)など
取引手数料 0.3%
取扱サービス 資産合成
スワップ
先物取引
公式サイト https://synthetix.io

参考:Synthetix
参考:Synthetix – DefiLlama

Synthetixとは2018年12月にオーストラリアで開発されたEthereumブロックチェーンを基盤にした合成資産プロトコルです。

合成資産とは、簡単に言うと株式や債券などの金融商品をトークン化したものです。

Synthetixでは、Synth(実際の金融商品の価格に連動したトークン)と呼ばれる合成資産を発行し、取引することができます。

2017年9月にHavvenという名称でステーブルコインプロジェクトとして設立され、2018年12月に現在のSynthetixにリブランディングされました。

その後バージョン2がローンチされ、現在では新たなトークンを担保にできたりクロスチェーンに対応し利便性が向上するなどのバージョン3が開発途中で今も段階的にローンチされています。

現在に至るまでの時系列は以下の通りです。

年月 詳細
2017年9月 Havvenローンチ
2018年12月 Synthetixローンチ
2022年12月 Synthetixバージョン2ローンチ
2023年2月 Synthetixバージョン3開発途中(現在)

主なサービスは合成資産の発行ですが、プロトコル内でスワップや先物取引などのサービスも展開しています。

TVLは約7.4億ドルとDeFiのTVLランキングでは20位に位置し、1位のLidoのTVLが約210億ドルなので、比較的利用されているプロダクトです。


画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard

Synthetixの特徴

Synthetixの特徴は主に2つあります。

  • 独自トークン「$SNX」と「$sToken」の発行
  • 合成資産の発行・取引が可能なプラットフォーム

以下で詳しく解説します。

独自トークン「$SNX」と「$sToken」の発行

項目 詳細
トークン名称 Synthetix
トークンシンボル SNX
現在の価格(2023年12月21日時点) 約3.8ドル
時価総額(2023年12月21日時点) 約11億ドル
取引できる主な取引所 Binance、Coinbase Exchange、OKX他

Synthetixでは$SNXと呼ばれる独自トークンを発行しています。

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