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https://x.com/lombard_finance
こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。
本記事では、ビットコインの活用を広げ、デジタル経済の成長を促進するプロジェクト「Lombard」について解説します。
Lombardは、ビットコインの有用性を単なる価値貯蔵から、分散型金融(DeFi)に接続することで、生産的な金融ツールへと変革することを目指しています。
世界最大の暗号資産であるビットコインは、1兆ドル以上が遊休状態にあると言われていますが、Lombardはこの未活用資産をDeFiに流入させることで市場の成長を加速させる大きな可能性を見出しています。
本記事を通じて、Lombardがビットコインを活用し、どのようにDeFiエコシステムの拡大を図っているか、またその影響について詳しく理解していただければと思います。
目次
Lombardとは
概要
ロンドンの歴史的な金融拠点であるロンバード・ストリートにちなんで名付けられたLombardは、Polychain、Babylon、Argent、Coinbase、Mapleなどの企業から集まったDeFiエキスパートで構成されています。
2024年7月には、Polychain Capitalが主導するシード資金調達ラウンドで1,600万ドルの資金調達をし、他にもBabylon、dao5、Franklin Templetonなどの有名投資家も参加しました。
また、Lombardの主力製品であるLBTCはセキュアなビットコイン・リキッドステークトークン(LST)であり、個人投資家から機関投資家まで、すべてのビットコイン保有者がその有用性を高めることができます。
LBTCはBabylonを通じてネットワークの経済的安全性を提供し、DeFiに参加することで元の資産価値を維持しながら利回りを得ることが可能です。
このLBTCを通じて、ビットコインの莫大な経済価値を高め、新しいビットコインの活用性を見出します。
プロジェクトの目的
Lombardのプロジェクトの目的は、ビットコインをただ保有して終わるのではなく、DeFiの生産的な金融ツールへと進化させることです。
これは、1.3兆ドル以上のビットコインを貸し出しや取引に活用することでビットコイン保有者に新たな資本機会を提供します。
また、エコシステムに新しい資本とユーザーを引き込み、ビットコインを基盤としたセキュリティ資産としてPoSネットワークに強固なセキュリティをもたらします。
これにより、エコシステム全体のイノベーションと成長を加速させることを目指しています。
仕組み&特徴
Babylonとの関係性
Lombardは、Babylonとの提携を通じてビットコインの再ステーキングを実現するために1600万ドルを調達しました。
Babylonの技術を利用し、ビットコインを他のPoSネットワークのセキュリティ向上に活用します。
また、LombardはLBTCトークンを導入し、ビットコインのステーキングをより流動的かつ柔軟に利用できるようにしました。
この技術により、ビットコイン保有者は自分の資産を最大限に活用しつつ利回りを得ることができるようになります。
さらに、ビットコインを用いた異なるブロックチェーンプロジェクトのセキュリティ強化にも寄与し、仮想通貨エコシステム全体の安全性を向上させる可能性があります。
LBTCとは
LBTCは、BabylonのBitcoinステーキングを基盤に、Bitcoinの流動性を解放するために作られたトークンです。
LombardにステーキングされたBTCは、さらにBabylonに再ステーキングされ、BTC本来の利回りを獲得します。
LBTCは、このBabylonにステーキングされたBTCを表し、BTCとの1:1の裏付けを持っています。
LBTCの主な特徴は、利回りがある点と、クロスチェーンでの利用が可能な点です。
LBTCのホルダーは、Babylonでのステーキングからのネイティブ利回り、早期参加者向けのLombardポイント、さらにDeFi領域全体でのLBTCの流動性を活用できます。
BTCと1:1で裏付けられているため、LBTCは多くのlending and borrowinプロトコルやperpDEX(デリバティブ取引所)などで担保としても使用可能です。
Babylonの課題解決の実現
LBTCの導入により、BabylonでステーキングされたBTCの新たな活用方法が提供されますが、従来のBabylonステーキングにはいくつかの課題が存在していました。
BabylonにおけるBTCのステーキングは、即時の引き出しができない点も課題の一つです。
これは、ステーキングされたBTCが一定期間ロックされるため、ホルダーが必要な時に資産を即座に引き出すことが難しく、機会損失が生じる可能性があります。
こうした問題を解決するために、LBTCが採用されました。
LBTCは、クロスチェーンでの利用が可能であるため、異なるブロックチェーン間での資産の自由な移動を促進し、より柔軟な資産運用を実現します。
トークンについて
トークン概要
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