2024年後半のブルマーケットをどう生き抜くか

(アイキャッチ画像はImageFXを用いて生成)

こんにちは!弐号です。

ビットコインは史上最高値を更新し、執筆時点(2024年11月11日)で8万ドル前半で推移しております。

8月には49,000ドル付近の直近安値をつけており、3ヶ月で実に60%もの高騰を見せています。

そこで本記事では今後のブル相場に向けた(主に僕個人の)投資戦略について、つらつらと書いていきたいと思います。

今後の相場の見立て

筆者は直近の相場に関しては非常に楽観視しており、来年の前半ぐらいまで上げたあとに下落に転じていくとみています。

少なくとも歴史的には概ね4年周期で暴騰と下落を繰り返しており、今回も前回の高騰から4年が経っており同様の経過をたどる可能性は高いのではないかと思います。

あくまで目安ですが、来年の前半ぐらいまでに12〜15万ドルの天井を迎えて、そこから一気に下落したあと、ジリジリと下げていき、4〜6万ドル付近を底値として次の(おそらく4年後の)上昇サイクルまで推移するものと見ています。

もちろん相場に関しては確たることは言えませんので、本当にそうなるかどうかは読者の皆様の各自の判断となります。

ちなみに「半減期によって市場への新規の供給量が半減するので上昇する」という言説をよく見かけますが、僕は懐疑的です。

3回目くらいまでの半減期では確かに半減期による市場への影響は無視できなかったと思いますが、今年の4月に迎えた4回目の半減期では、半減する量が一ブロックあたり3.125BTCと少ないですし、何より市場が成熟し取引高が3回目のときよりかなり上がっていますので、新規供給による売り圧力は市場で十分吸収できる程度のものであると考えています。

「天井三日、底三年」というように、相場には循環サイクルがあることが多く、ビットコインの場合には「底四年」の周期であるだけなのではないかと思います。

もっとも、半減期に対する期待感に同期した投機筋の思惑などがあり四年サイクルとなっているなど、半減期の影響が完全にゼロであるとは言い切れませんが、少なくとも売り圧力の減少だけでは説明がつかないと考えております。

少なくとも直近の上昇は仮想通貨に対して積極派のトランプ氏がアメリカの大統領になることが決定したことが主因であり、半減期とは全く関係がありません。

気が早い話かもしれませんが、上記の理由により、さらに次の上昇サイクルは次の半減期を迎える四年後(2028年ごろ)ではなく、もっと違ったサイクルで訪れる可能性も高いのではないかと思っています。

繰り返しになりますが、相場については読めない部分のほうが多く、下手に仮想通貨バブルを期待して無理なポジションを取ると痛い目にあう可能性もありますので、仮想通貨への投資については自己の判断と責任において行ってください。

今後の投資戦略

今後の投資戦略ですが、基本的にはドルステーブルで利益を積み上げていくのをベースにしつつ、リスクを取れる範囲内でビットコインなどの現物の売買をしていくつもりです。

ドルステーブル運用

最近はガバナンストークンなどのリワードトークンを配るところが激減したため、DeFiでの運用利回りは(いわゆる「魔界」と呼ばれるハイリスクなDeFiを除けば)あまり高くなく、せいぜい10%も出せればいいほうでしょう。

現時点で最も利回りの高い投資手法の一つとしてファンディングレートのアービトラージ戦略が挙げられます。

ブル相場ではどうしてもロング側の圧力が強いため、FRが大きくプラスに乖離することが多々あります。

例としてBybitのビットコインの執筆時点でのFRは8時間あたり0.0313%であり、年率に換算すると約34%となります。

つまり、無期限先物でシ

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