アイキャッチ画像引用元:
https://twitter.com/AethirCloud/photo
こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。
本記事では、仮想通貨の分類において注目度の高いAIやBCG(BlockChainGame)に特化した分散型クラウドを展開するAethirについて解説をしていきます。
現時点では仮想通貨取引所には未上場ですが、他のio.netなどの同様プロジェクトが注目されているため、今後が期待されます。
また、今後の展開も含めた未来考察もしていくため、Aethirプロジェクトを少しでも理解すると共に興味を持っていただけたら幸いです。
目次
Aethir(ATH:未上場)とは
概要
AethirはPre-Aラウンドにて、AnimocaBrandsを含めた10社以上のVCから3200万ドル以上の資金調達を完了しました。
また2024年3月には独自のノードを販売することで資金調達を行うINO(Initial-Node-Offering)を発表しました。
また同様のプロジェクトにRenderがあり、GPUを比較すると約20倍の性能を有しています。
Aethirは、複数回のIDOを実施しており、誰でも気軽に参入できる機会を提供しています。
大きな概要として、世界的有名企業NVIDIAのメンバーが携わっており、NVIDIAの持つ高性能技術と接続をすることができます。
プロジェクト
AethirはAI・BCGに特化したDePINプロジェクト(分散型プライベートネットワーク)です。
プロジェクト目的は、INOを通して独自のノードを提供し、AI・BCGの進化に貢献することを目的としています。
段階的にノードセールを行い、独自のノードを保有することで、Aethirの進化に貢献すると共に、ノードオペレーターが報酬を得る事が出来ます。
上記の流れでEcosystem収益を拡大させ、Aethirネットワークの継続的な発展と成長を目指しています。
仕組み&特徴
INO(Initial-Node-Offering)
ここではAethirの資金調達方法の一部として実施されたINOについて解説をしていきます。
ICOやIDOを良く見かけると思いますが、AethirはAIやBCGに特化したプロジェクトのため、誰もが容易に参入できるようにINOを実施しました。
INOでは独自のノードを提供する事でユーザーはAethirの一員となり、報酬を得ることが出来ます。
Indexer、Checker、Container
Aethirの運用に不可欠な3つの機能について解説します。
・Indexer
Aethirネットワークの中心を担っています。
Indexerの目標は「セカンドオン」を提供し、ユーザーとAIやBCGを出来る限り短い時間で移行させる役割をしています。
また、不正防止のため、分散型を維持しつつ、ランダムにIndexerが選択されます。
加えて、プロトコルの複雑さを最小限にする役割も果たしています。
・Checker
Aethirネットワークの整合性とサービス品質の維持を果たしています。
方法としては、Aethirネットワークに登録、実行、評価の際にデータを直接読み取り、アプリケーションを通してテストをしています。
その結果の確認作業と、不正に対する罰則の決定を行っています。
・Container
Aethirネットワークを実際に使用する場所になります。
仮想通貨のエンドポイントとしての役割と、クラウドの「ラグゼロ」を目的としたサービスを提供する技術を兼ね備えています。
Rendering
Aethirネットワークは通常のブロックチェーンと異なり、2つの特別な運用方法をしています。
①Rendering能力の証明
15分ごとにランダムにノードが選択され、正常かどうかの確認作業をしています。
選択される可能性については、選ばれる回数が少ないほど、選ばれる可能性が高くなる平等性があります。
またトークンに対し投資をすればするほど、そのユーザーのノードサービスが向上する仕組みを採用しています。
②Rendering作業の証明
品質の確保とAethirネットワークのパフォーマンスの監視作業をしています。
また需要に基づいて、最大限の環境を提供するための役割をしています。
Aethir(ATH:未上場)トークンについて
トークン概要
現時点では未上場になりますが、アービトラムネットワークの使
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