アイキャッチ画像引用元:Blast
こんにちは、デフィー 参拾肆号です。
Ethereumはスケーラビリティ問題があり、トランザクション処理のリソースに限界があるため、レイヤー2スケーリングソリューションが活発化しています。
特に新たなレイヤー2ブロックチェーンであるBlastネットワークに$ETHやステーブルコインをブリッジすると自動的に利回りを獲得できることで注目されています。
今回はBlastの特徴や将来性について解説していきます。
Blastとは
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | Blast(ブラスト) |
リリース | 2024年3月 |
TVL | 約17億ドル |
ネイティブトークン | なし |
対応ブロックチェーン | Blast(ブラスト) |
対応ウォレット | 各プロトコルによる |
取引手数料 | 各プロトコルによる |
取扱サービス | スワップ ステーキング ファーミング ブリッジ 先物取引 レンディング 担保付き債務ポジション IEO 自動投資 NFT売買など |
公式サイト | https://blast.io/ja |
参考:Blast
参考:Blast – DefiLlama
Blast(ブラスト)は、大手NFTマーケットプライスBlur(ブラー)の創設者であるPacman氏により2023年11月にリリースされたEthereumのレイヤー2ブロックチェーンプラットフォームです。
レイヤー2ソリューションはもともとEthereum(イーサリアム)のスケーラビリティ問題を解決するために開発されました。
Blastはこれに加えてユーザーに自動的に利回りを提供する仕組みを持っており、その特徴が注目を浴びています。
また大手VCからの資金調達やエアドロップを明言していることでも話題を集めています。
2024年4月現在ではメインネットをローンチしており、Blastネットワーク全体のTVLは17億ドルを超え、ブロックチェーンの中で6番目に大きい規模であり、対応プロトコルも88種類と順調に拡大しています。
画像引用元:All Chains TVL – DefiLlama
Blastの特徴
Blastの特徴は主に2つあります。
- Ethereumのレイヤー2ブロックチェーンである
- 自動利回りを提供している
以下で詳しく解説します。
Ethereumのレイヤー2ブロックチェーンである
まずBlastはEthereumのレイヤー2ブロックチェーンプラットフォームになります。
レイヤー2とはレイヤー1(Ethereum)上に構築された別のネットワークであり、レイヤー1のセキュリティを継承しつつ、レイヤー2でトランザクションを処理することが可能になります。
つまり分散性やセキュリティが高い状態で、ト
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