ether.fiとは?特徴や将来性についてわかりやすく解説

アイキャッチ画像引用元:ether.fi(@ether_fi) / X

こんにちは、デフィー 参拾肆号です。

近年、暗号資産のステーキング報酬を受け取り、デリバティブトークンをDeFiで運用できるリキッドステーキング市場はDeFiで最も多いTVLを記録しています。

EigenLayerの台頭でリステーキングが話題となり、これに伴いether.fiなどのリキッドリステーキングプロトコルが注目されています。

今回はether.fiの特徴や将来性について解説していきます。

ether.fiとは

項目 詳細
プロジェクト名 ether.fi(イーサファイ)
リリース 2023年3月
TVL 約56億ドル
ネイティブトークン ETHFI
対応ブロックチェーン Ethereum(イーサリアム)
Arbitrum(アービトラム)
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
CoinbaseWallet(コインベースウォレット)
Walletconnect(ウォレットコネクト)
Phantom(ファントム)
RabbyWallet(ラビーウォレット)
Browser Wallet(ブラウザーウォレット)
OKX Wallet(オーケーエックスウォレット)
Trust Wallet(トラストウォレット)
Bitget Wallet(ビットゲットウォレット)
Bybit Wallet(バイビットウォレット)
Taho(タホ)
Argent(エージェント)
Coin98 Wallet(コイン98ウォレット)
im Token(アイムトークン)
Leader(レジャー)
Rainbow(レインボー)
Uniswap Wallet(ユニスワップウォレット)
XDEFI Wallet(エックスディーファイウォレット)
Zerion(ゼリオン)
運用手数料 2%
取扱サービス リキッドリステーキング
自動投資
公式サイト https://www.ether.fi

参考:Etherfi
参考:ether.fi – DefiLlama

ether.fiは、2023年3月にEthereumを基盤としてローンチされた分散型で非管理的な委任型ステーキングプロトコルです。

$ETHや$stETHや$rETHなどのLST(リキッドステーキングトークン)をステーキングすることで1:1でペッグされたLRT(リキッドリステーキングトークン)である$eETHが付与されます。

これによりステーキング報酬を受け取りながら、$eETHをDeFi(分散型金融)で運用できます。

またEigenLayerとの統合により、リステーキングの高いセキュリティと収益を間接的に獲得することが可能です。

他のステーキングプロトコルと異なり、ステーカー自身が秘密鍵を管理するなどの特徴でステーキング市場で注目され、$ETHFIのエアドロップを行ったことでも話題を集めました。

2024年8月現在ではプロダクト内のTVLは約56億ドルあり、DeFiのTVLでは6位に位置し、1位のLidoのTVLが約265億ドルなので、比較的利用されているプロダクトです。


画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard

ether.fiの特徴

ether.fiの特徴は主に3つあります。

  • リキッドリステーキングができる
  • ステーカー自身が秘密鍵を管理する
  • ステーキング以外のサービスも提供している

以下で詳しく解説します。

リキッドリステーキングができる

ether.fiの最大の特徴は、リキッドリステーキングができることです。

$ETHや$stETHなど暗号資産のステーキング報酬を受け取りながら、その債権を示す代替資産であるLSTやLRTを受け取ることができます。

ether.fiは前述の通り、EigenLayerと統合していることでステーカーはEthereumのベー

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