分散型クロスチェーンDeFiを提供するInjective Protocol(INJ)とは?

アイキャッチ画像引用元:
https://injective.com/

こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。

本記事では、分散型クロスチェーンDeFiを提供するInjective Protocol(INJ)について解説していきます。

また、分散型クロスチェーンとは何か、DeFiとは何かなどのInjective Protocolを理解するための予備知識も並行してまとめていくため、初心者の方でも安心して読んで頂けると思います。

加えて、DeFiプロジェクトが乱立している中で、なぜInjective Protocolが時価総額ランキング上位に位置し、どのような魅力があるのかまで本記事で明らかにしていきます。

INJとは


INJ公式HP参照

Injective Protocolの概要

Injective Protocolとは、2018年に設立されたのちに2020年にパブリックオファリングを行いプロジェクトがスタートしました。レイヤー2アプリケーションかつ、Cosmosブロックチェーンをベースに構築されているという特徴があります。Cosmosブロックチェーンを活用することで、他チェーンとの相互運用性、高速な取引、PoS(プルーフオブステーク)などが可能になります。

これらを活用して主に提供しているサービスとしては、DeFi、トレード可能な取引所、ステーキングなどがあります。メインはDEXとなり、クロスチェーンブリッジなどを提供していることから、ユーザーは他チェーン同士でのトークンに関してもシームレスに交換することが出来るでしょう。

また、大手BINANCEやPantera Capitalなどの支援、BNB、Solana、Avalancheなどの主要ブロックチェーンなどとも既に接続済みでその実績は十分と言えるでしょう。

プロジェクト目的

Injective Protocolの目的としては、分散型スポット取引所やデリバティブ取引所、次世代のDeFiアプリケーションを強力にサポートし、通貨の交換を安全な公共的ネットワークのもとで実行させることを目的にしています。また、ユーザーがDEX(分散型取引所)を安心して利用できる環境を構築し、生活を豊かにするといったビジョンも掲げています。

チームメンバー

創設者は主に2人です。Eric Chen氏とAlbert Chon氏は共同創設でInjective Protocolを立ち上げました。Eric Chen氏に関しては、ニューヨーク大学スターン校在学中に金融理学士号の取得、卒業後はアナリスト、ベンチャーキャピタルで研究員というキャリアを残したのちにこの仮想通貨業界へと参入してきました。Albert Chon氏に関しては、スタンフォード大学卒業後はアマゾンのソフトウェア開発エンジニアとして勤務していました。就職後すぐにEric Chen氏と出会い、Injective Protocolを立ち上げたという破天荒な経歴の持ち主です。

このように、2人とも申し分ないキャリアを構築してきており、その下につく運営や開発メンバーも優秀な人が多く、人の部分に関してはレベルの高いプロジェクトと言えるのではないでしょうか。

INJ Protocolの特徴


LeewayHertz参照

Cosmosブロックチェーンとの関係性Cosmosブロックチェーンとの関係性

Injective Protocolは、Cosmos SDKを使用しています。Cosmos SDKとはCosmosブロックチェーン上でアプリケーションを構築するための開発キットのようなものです。Cosmosは他チェーンとの連携をスムーズに行えるほか、接続を容易にするなどの特徴があるためInjective Protocolの通

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