Kava(カヴァ)とは?特徴や将来性についてわかりやすく解説

アイキャッチ画像引用元:Kava | Branding

こんにちは、デフィー 参拾肆号です。

信頼性や安全性を分散的に管理できるブロックチェーン技術を活用して様々な暗号資産のネットワークが誕生しています。

暗号資産のネットワークには数多くの種類があり、比較的古参なブロックチェーンとしてKavaというネットワークがあります。

Kavaはネットワークの名称ですが、DeFiプラットフォームも提供するなどの特徴をもちます。

今回はKavaの特徴や将来性について解説していきます。

Kavaとは

項目 詳細
プロジェクト名 Kava(カヴァ)
リリース 2020年10月
TVL 約2億ドル
ネイティブトークン KAVA
対応ブロックチェーン Kava
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
OKX Wallet(オーケーエックスウォレット)
Keplr(ケプラー)
Trust Wallet(トラストウォレット)
Ledger(レジャー)
取扱サービス スワップ
リキッドステーキング
ファーミング
ブリッジ
レンディング
担保付き債務ポジション
自動投資
公式サイト https://app.kava.io/home

参考:Kava
参考:Kava – DefiLlama

KavaはCosmosSDK(Cosmos Networkに対応するブロックチェーンを作るためのソフトウェア開発キット)上で構築されたEVM互換のレイヤー1ブロックチェーンプロジェクトです。

2019年にDeFi(分散型金融)という金融の新しい形が登場しましたが、多くのプロジェクトはEthereum(イーサリアム)を基盤としたプロダクトでした。

当時Ethereum上で扱える暗号資産は限られており、Kavaはこの課題を解決して相互運用性を持つDeFiプラットフォームを提供することを目的に設立されました。

KavaはCosmosSDKのスケーラビリティとEthereumのセキュリティを組み合わせた最初のレイヤー1ブロックチェーンであり、比較的古参のプロジェクトとして知られています。

また革新的なDeFiプラットフォームも提供しています。

Kavaネットワーク全体のTVLは2.1億ドルを超え、ブロックチェーンの中で17番目に大きい規模であり、対応プロトコルも137種類と順調に拡大しています。


画像引用元:All Chains TVL – DefiLlama

Kavaの特徴

Kavaの特徴は主に3つあります。

  • CosmosとEthereumを組み合わせたレイヤー1ブロックチェーン
  • DeFiプラットフォームの提供
  • 独自トークン「$KAVA」の発行

以下で詳しく解説します。

CosmosとEthereumを組み合わせたレイヤー1ブロックチェーン

Kavaの最大の特徴は、CosmosとEthereumを組み合わせたレイヤー1ブロックチェーンであることです。

Kavaは異なるブロックチェーン同士の相互運用を目指すCosmosネットワークを基盤として開発されています。

CosmosのTendermintと呼ばれるコンセンサスエンジンを搭載したSDKを利用しているため、スケーラビリティやセキュリティはもちろんのこと、異なるブロックチェーン間の相互運用性を高めます。

これに加えてEVM(Ethereum仮想マシン)互換のため、柔軟な取引や運用、dAppsの移植などが容易になります。

これら2つの実行環境を備えたCo-Chainアーキテクチャという技術を導入することでCosmosとEthereumの柔軟性や相互運用性を最大限に引き出しています。

これにより、多様な暗号資産の管理や取引がより円滑に行われるようになっています。

DeFiプラットフォームの提供


画像引用元:Kava

Kavaはブロックチェーンだけでなく、ひ

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