QuickSwap(クイックスワップ)とは?特徴や将来性を解説

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こんにちは、デフィー 参拾肆号です。

Ethereumのセカンドレイヤーとして様々なプロジェクトが立ち上がっている昨今、期待されているプロジェクトがPolygonです。

そしてPolygonチェーンのDeFiであるQuickSwapで、資産運用を検討している方も多いのではないでしょうか。

本記事ではQuickSwapの利用を検討している方に向けて特徴や将来性を解説します。

QuickSwapとは


画像引用元:QuickSwap Logo. Download QUICK Logo in SVG, PNG, AI

項目 詳細
プロジェクト名 QuickSwap(クイックスワップ)
リリース 2020年10月
TVL 約1.3億ドル
ネイティブトークン QUICK
対応ブロックチェーン Polygon(ポリゴン)
DogeChain(ドージチェーン)
Polygon zkEVM(ポリゴンゼットケーイーブイエム)
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
CoinbaseWallet(コインベースウォレット)
Walletconnect(ウォレットコネクト)
Trust Wallet(トラストウォレット)
Fantom(ファントム)
Brave Wallet(レジャブレイブウォレット)
ZenGo(ゼンゴー)
Venly(ヴェンリー)
BitKeep Wallet(ビットキープウォレット)
取引手数料 0.3%
取扱サービス スワップ、ファーミング、ステーキング、先物取引、ゲーム
公式サイト https://quickswap.exchange/#/

QuickSwapとは2020年10月にリリースされたPolygonを基盤にしたDEX(分散型取引所)です。

その後すぐにバージョン2がローンチされ、現在では流動性提供の機能が改善されたバージョン3がローンチされています。

現在に至るまでの時系列は以下の通りです。

年月 内容
2020年10月 QuickSwapローンチ
2020年10月 QuickSwapバージョン2ローンチ
2022年10月 QuickSwapバージョン3ローンチ(現在)

参考:Quickswap Dex volume – DefiLlama
参考:Quickswap V3 – DefiLlama

QuickSwapはUniswapのオープンソースをコピーして構築されているため構造や仕組みは同様の設計ですが、そこにPolygonのブロックチェーンを組み合わせており、高速な取引と手数料が安く人気を集めています。

取り扱っているサービスにはDeFiの主サービスであるスワップやステーキング、イールドファーミングに加え、今では先物取引やNFTゲームなど多様なサービスも展開しています。

特にQuickSwapの大きな利点としてスワップ機能では数多くのブロックチェーンとトークンをサポートしており、クロスチェーンスワップによりユーザーが簡単にトークンを変換できることは利便性が大きいと言えます。

また多くのDEXで採用されているAMM(自動マーケットメーカー)形式で取引でき、取引価格が自動計算され仲介なしでプールから取引されるので自律的に流動性を提供できることも魅力的です。

参考:QuickSwap
参考:Quickswap – DefiLlama

QuickSwapの特徴


画像引用元:The Functionality and Capacities of Quickswap | by Promzyelisha | Medium

QuickSwapの主な特徴は2つあります。

  • Polygon上のDEXである
  • 独自トークン「$QUICK」の発行

以下で詳しく説明します。

Polygon上のDEXである

PolygonはEthereumのサイドチェーンの一種で、Ethereumのスケーラビリティ問題を解決するために開発されたブロックチェーンです。

Polygonを利用することでEthereumとの相互運用性を持ち、高速かつ安い手数料で取引を処理することができます。

2023年6月14日現在、ブロックチェーン上のトランザクション情報を閲覧できるツールであるEtherscanとPolygon Scanで、EthereumとPolygonの性能を比較すると以下のようにPolygonの性能が高いことが分かります。

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