注目DeFiのGMXを徹底解説!

アイキャッチ画像引用元:
https://github.com/gmx-io

こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。

本記事では、DeFiで注目プロジェクトであるGMXについて解説していきます。DeFiバブルが明けた中、着実にユーザーを増やしている理由は何なのか、その仕組みはどうなっているのかなどGMXの全貌を一緒に見ていきましょう。

また、記事の後半では今後の考察についてもまとめていくので、是非参考にしていただければと思います。

GMXとは


GMX公式HP参照

概要

GMXとは、2021年9月にGambit Exchangeとして立ち上げられ、AvalancheとArbitrumのチェーンで構築されているDEX(分散型取引所)になります。DEXでは、BTCやETHをはじめとする主要銘柄のレバレッジ取引を最大30倍で行うことができます。また、GMXは独自の仕組みを採用しており、取引において狭いスプレッドを実現しているという特徴があります。

GMXはDEXであるため流動性提供を行い、収益を得ることが可能です。従来のDEXでは流動性提供者と取引を行う者の間で摩擦が生じ、DEX内の流動性が無くなり、最悪の場合プロジェクト自体が無くなることもありました。しかし、GMXでは独自通貨のGMXトークンとGLPトークンを活用することで両者の需要を満たすことに成功しました。

結果として、GMXは流動性の確保が安定しており、持続的にユーザーの取引を可能にしています。また、古株DeFiのAaveやCurveと比較しても手数料収益を越すようになり、大手のDeFiとして認知されるようになりました。

プロジェクト目的

GMXは、プロジェクトの目的として誰もが簡単に仮想通貨取引を安心して行えるようにすることを掲げています。それに伴い、GMXは12年以上セキュリティに関する事件などを起こしておらず、その目的を達成するための実行力は非常に高いものであると見て取れるでしょう。

また、GMXは取引の最前線に立ち、投資家とトレーダーの可能性を拡大し、新たなDEXを構築することもビジョンとしています。

チームメンバー&パートナーシップ

GMXの創設チームは匿名で公開されていないという特徴があります。リード開発者の名は、Xアカウントの@xdev_10であると言われています。創設チームを公開していないため、これを信頼できないと捉える人も多く存在しそうですが、反対にDEXはあくまでも分散型取引所であり、誰かが運営するものではないため、あえて顔の名前を公開する必要は無いと考える人も多くいるでしょう。

パートナーシップとしては、有名どころではDeBank、Defi Llama、1inchなどがあるでしょう。その他にも多くのパートナーシップが存在しますが、DEXプロジェクト周りと多くのパートナーシップを結んでいる状況です。

GMXの特徴


gate learn参照

取引システム

GMXは、従来の取引プラットフォームと同様の使いやすいスワップ・インターフェースを提供しており、トレーダーは最大30倍のレバレッジをかけてポジションを取ることができます。

特徴としては、独立性と信頼性が高く、誰でもメタマスクのような個人ウォレットから直接仮想通貨を取引することができます。GMXのデュアル・エクスチェンジ・モデルは、スポット・スワップと永久スワップの2つのレバレッジ取引をサポートし、GLPプールの高い資産利用率により、ユーザーは資金を有効に活用できる他、リターンも得ることができます。

そしてGMXでは、取引ポジションを価格への影響を最小限に抑えてエントリーおよび決済することができるため、トレーダーは一部のオーダーブック・ベースの取引所よりも優れたエントリー価格を得ることができる可能性があります。

流動性提供

従来のDEXというものは2つの

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