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こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。
DeFi市場では、暗号資産だけでなく株式をオンチェーンで取引する動きが広がっています。
しかし、従来の証券市場には取引時間や利用地域などの制限がありました。
Arcusは、こうした課題の解決を目指す分散型取引所です。
Stock Tokenの現物取引と無期限先物を、一つの環境で利用できます。
本記事では、Arcusの概要や仕組み、トークンとの関係について解説します。
1.Arcusとは

Arcus 公式HP参照
1-1概要
Arcusは、Robinhood Chain上に構築された分散型取引所です。
dYdXを開発したチームが手がけており、Robinhood Cryptoも出資しています。
利用者は自身で資産を管理しながら、Stock Tokenを24時間取引できます。
Stock Tokenとは、株式やETFなどの経済的価値を反映するトークンです。
AppleやNvidia、Teslaなどの米国株に加え、指数やコモディティにも対応しています。
サービス開始時には約95銘柄でしたが、2026年8月には約200市場へ拡大しました。
さらに、BTCやETHなどの暗号資産も取引対象に含まれています。
現物取引の手数料は現在無料で、ネットワーク手数料もArcusが負担します。
また、最大50倍の無期限先物もベータ版として提供されています。
1-2プロジェクトの目的
Arcusは、取引時間や居住地域による市場参加の壁を減らすことを目指しています。
米国株市場が開いている時間は、一週間のうち一部に限られます。
一方、決算発表や企業ニュースは、市場終了後や週末にも発生します。
従来の証券口座では、情報が出ても市場再開まで取引できない場合があります。
しかし、ArcusではStock Tokenを24時間取引できるため、ニュースへ早く対応できます。
また、複雑なDeFi操作を減らし、一般利用者にも使いやすい環境を目指しています。
Robinhoodが持つ利用者基盤と、dYdXチームの取引技術を組み合わせる構想です。
さらに、現物と無期限先物を一つの口座へ集約し、資金効率の向上も図っています。
2.仕組み&特徴

Arcus 公式HP参照
2-1特徴1
Arcusの現物取引では、RFQと呼ばれる価格照会方式を中心に採用しています。
一般的な板取引では、すでに並んでいる注文から取引相手を選びます。
一方、RFQでは注文数量を入力すると、複数のマーケットメーカーへ価格を照会します。
各社は指定された数量に対して価格を提示し、最も有利な見積もりが選ばれます。
そのため、利用者は複数の流動性を自分で比較する必要がありません。
取引画面には、参考価格と見積価格、最終的な約定価格が表示されます。
参考価格は市場状況を示す情報であり、その価格で売買できる保証はありません。
実際の取引条件は、注文数量に応じて提示される見積価格で確認します。
さらに、利用者は最低受取額を設定でき、それを下回る注文は成立しません。
見積もりは数秒間のみ有効で、期限が切れた場合は再取得が必要です。
なお、現物ではRFQが中心ですが、無期限先物には注文板が採用されています。
商品ごとの性質に合わせて、異なる取引方式を使い分けている点が特徴です。
2-2特徴2
Arcusでは、Stock Tokenを曜日や時間を問わず売買できます。
米国市場が開いている間は、マーケットメーカーが原株をすぐに売買できます。
そのため、提示した取引のリスクを短時間でヘッジしやすくなります。
一方、市場終了後は原株をすぐに取引できず、再開までリスクを抱えます。
この違いにより、夜間や週末はスプレッドが広がる可能性があります。
特に、取引量の少ない銘柄では価格提示が停止する場合もあります。
ただし、流動性の高い銘柄は週末を含め、継続的な取引が想定されています。
市場時間外のリスクや費用は、マーケットメーカーの提示価格へ反映されます。
そのため、取引手数料が無料でも、常に同じ条件で売買できるとは限りません。
利用者は参考価格だけで判断せず、実際の受取額を確認する必要があります。
また、Stock Tokenは原株そのものではなく、経済的価値を連動させた資産です。
したがって、通常の株主と同じ議決権を得られる商品ではありません。
原株との価格差や流動性、発行体に関するリスクも理解することが大切です。
2-3特徴3
Arcusは、Robinhood Chainを基盤として利用しています。
Robinhood Chainは、Arbitrumの技術を使ったEthereumのレイヤー2です。
Ethereumとの互換性を保ちながら、高速で低コストな取引処理を目指しています。
Stock TokenはRobinhood Chainの発行基盤を通じて提供されます。
利用者は購入したトークンを自身で管理し、対応するDeFiへ移動できます。
また、Arcusでは現物と無期限先物を一つの口座で管理できます。
先物にはクロスマージンが採用され、口座全体の資産が証拠金として扱われます。
将来的には、株式や暗号資産を先物の担保にする機能も計画されています。
例えば、AppleのStock Tokenを担保にMicrosoftの先物を売る取引が想定されています。
これにより、保有資産を売却せずに新しい取引へ利用できるでしょう。
ただし、クロスマージンでは一つの損失が口座全体へ影響します。
最大50倍の取引では小さな価格変動でも清算されるため、慎重な管理が必要です。
3.トークンについて

Arcus 公式HP参照
3-1トークン概要
Arcusでは、現時点で独自のガバナンストークンは公表されていません。
そのため、非公式サイトが紹介するArcus関連トークンには注意が必要です。
また、既存のDYDXトークンがA
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