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https://x.com/AxisFDN/photo
こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。
DeFi市場では、ステーブルコインを運用して利回りを得られるサービスが増えています。
しかし、特定の戦略だけで収益を生み出す仕組みでは、市場環境の変化によって利回りが低下する可能性があります。
Axisは、複数の市場や取引所で発生する価格差を捉え、安定した収益の獲得を目指す運用プロトコルです。
独自の取引システムによって運用を行い、その成果をUSDxの利用者へ還元します。
本記事では、Axisの概要や仕組み、関連するトークンについて詳しく解説します。
1.Axisとは

Axis 公式HP参照
1-1概要
Axisは、暗号資産市場で発生する価格差を収益へ変えるオンチェーン運用プロトコルです。
独自に開発した低遅延システムが複数の市場を監視し、価格のずれや資金調達率の差を検出します。
そして、一定の条件を満たす機会が見つかると、複数の売買を組み合わせて収益の獲得を目指します。
このように、市場間の価格差を利用する手法はアービトラージと呼ばれています。
Axisは価格の上昇や下落を予測するのではなく、一時的な価格のずれを収益源としている点が特徴です。
1-2プロジェクトの目的
Axisが目指しているのは、これまで機関投資家が中心だったアービトラージ運用をオンチェーンへ開放することです。
この分野では、複数の市場を監視するシステムだけでなく、価格差が消える前に注文を出す高速な取引環境が必要です。
さらに、取引所ごとに資金を配置し、値動きや流動性に応じて配分を調整しなければなりません。
そのため、一般の利用者が同じ運用を個別に行うことは簡単ではありませんでした。
そこでAxisは、利用者から集めた資金を独自の取引基盤で運用し、その成果をトークンの価値へ反映します。
利用者は複雑な注文や資金移動を自分で行わず、USDxを通じて運用戦略へ参加できます。
また、Axisは一つの資金調達率へ依存せず、複数の収益源を組み合わせることも重視しています。
市場状況に応じて資金の配分先を変えることで、特定の戦略が不調な場面でも別の価格差を探せます。
さらに、運用状況や準備資産を確認できる環境を整え、専門的な運用とオンチェーンの透明性を両立させています。
2.仕組み&特徴

Axis 公式HP参照
2-1特徴1
Axis最大の特徴は、複数のアービトラージ戦略を組み合わせて運用することです。
代表的な手法として、現物と無期限先物を利用する資金調達率アービトラージがあります。
例えば、BTCの現物を買うと同時に、同額のBTC無期限先物を売れば、価格変動の影響を抑えられます。
そのうえでロング側からショート側へ支払われる資金調達料を受け取り、運用収益として蓄積します。
ただし、資金調達率は市場環境によって低下し、マイナスへ転じる場合もあります。
そこでAxisは、中央集権型取引所とDEXの価格差や、複数の取引所間で生じる価格差も活用します。
ある市場で安く購入し、価格の高い市場で同時に売却すれば、その差額を収益として確保できます。
さらに、法定通貨ごとに発生する暗号資産価格のずれも、運用対象に含まれます。
独自システムは複数の戦略を同時に監視し、期待収益とリスクを基に資金配分を調整します。
これにより、一つの戦略で収益性が低下しても、別の機会へ資金を移しやすくなります。
一方、価格差の急な解消や取引所の障害が発生すると、想定どおりに約定できない可能性があります。
そのため、相場の方向へ依存しにくい設計であっても、損失リスクが完全になくなるわけではありません。
2-2特徴2
Axisでは、取引エンジンが生み出した純収益をsUSDxの交換価値へ反映します。
利用者は対応資産を預けてUSDxを発行し、それをステーキングすることでsUSDxを受け取ります。
sUSDxは保有枚数が定期的に増えるリベース型ではなく、一枚あたりの価値が上昇する設計です。
したがって、保有枚数が変わらなくても、将来交換できるUSDxの数量が増えていきます。
また、Axisが提供するOrigin Vaultでは、預けた資産をUSDxとsUSDxへ分けて運用します。
利用者はVault内の持分を示すogUSDxを受け取り、設定された運用期間が終わると償還できます。
2026年8月に実施されたVaultでは30日間の運用期間が設けられ、終了後に引き出せる仕組みとなりました。
通常の償還には一定の待機期間がありますが、手数料を支払うことで即時償還を選べる場合もあります。
一方、運用期間中は自由に資金を引き出せない可能性があるため、事前の条件確認が必要です。
さらに、USDxの市場価格が一時的に1ドルから離れる可能性もあるため、利回りだけで判断すべきではありません。
2-3特徴3
Axisは、取引所で行うオフチェーン運用と、ブロックチェーン上の検証を組み合わせています。
複数の取引所でアービトラージを行う以上、資金の一部は外部サービスと関係するため、取引先の信用リスクが発生します。
そこでAxisは、CopperやCeffuのオフエクスチェンジ決済技術を利用し、資産管理と取引処理を分離しています。
この仕組みにより、取引所へ資金を直接預ける範囲を抑えながら、残高を取引へ反映できます。
また、資産管理にはFireblocksやFordefiを利用し、運用状況の証明にはChainlinkなどを採用しています。
スマートコントラクトについても、ZellicやOpenZeppelinによる監査が実施されました。
ただし、監査を受けたプロトコルであっても、すべての不具合や損失を防げるとは限りません。
さらに、緊急時には送金や償還を停止できる管理機能が設けられています。
被害の拡大を防ぐうえでは有効ですが、運営主体への依存が残る点には注意が必要です。
3.トークンについて

Axis 公式HP参照
3-1トークン概要
Axisの運用で中心的な役割を持つトークンは、USDxとsUSDxです。
USDxは承認された担保を基に発行されるERC20トークンで、米ドルとの価格連動を目指しています。
利用者の発行や償還に応じて供給量を調整し、1USDxあたり1ドル付近の価値を維持する設計です。
一方、sUSDxはUSDxをス
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