Balancer(バランサー)とは?特徴から将来性まで徹底解説

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こんにちは、デフィー 参拾肆号です。

UniswapやCurveFinanceと並びEthereumの3大DEXとして知られるBalancerは2021年のDeFiブーム以降、安定的な地位を築いています。

Balancerは流動性プールの独自のアプローチやリバランス機能などのサービスを展開し、玄人向けの仕組みを提供しているプロダクトです。

今回はBalancerの特徴から将来性まで徹底解説していきます。

Balancer DEX操作手順

サムネイル引用:https://coingape.com/defi-giant-balancer-issues-warning-funds-at-risk/

Balancerとは

項目 詳細
プロジェクト名 Balancer(バランサー)
リリース 2020年3月
TVL 約7億ドル
ネイティブトークン BAL
対応ブロックチェーン Ethereum(イーサリアム)
Polygon(ポリゴン)
Arbitrum(アービトラム)
Avalanch(アバランチ)
Gnosis(グノーシス)
Base(ベース)
Polygon zkEVM(ポリゴンゼットケーイーブイエム)
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
CoinbaseWallet(コインベースウォレット)
Walletconnect(ウォレットコネクト)
Tally(ターリー)など
取引手数料 0.0001%~10%(プールによって異なる)
取扱サービス スワップ
イールドファーミング
ステーキング
公式サイト https://balancer.fi

参考:Balancer DeFi Liquidity Protocol
参考:Balancer – DefiLlama

Balancerは2020年3月にBalancer LabによってリリースされたEthereumブロックチェーン上のDEX(分散型取引所)です。

その後、2021年5月にはセキュリティや資金効率が向上したバージョン2がローンチされています。

参考:Introducing Balancer V2: Generalized AMMs – Medium

主要なサービスとしてはスワップ、ファーミング、ステーキングを行うことができ、これに加えて流動性プールの独自の仕組みやリバランス機能など魅力的な特徴を持ちます。

MetaMaskなど自身のウォレットを接続すれば即座に利用でき、AMM(自動マーケットメイク)の取引形式を採用して、スマートコントラクトでプールされたトークンから直接取引を行う仕組みなので、手数料が安く自律的に流動性を提供しています。

2023年9月現在、対応しているブロックチェーンもEthereumを含む7種類に対応しています。

TVLは約7億ドルとDeFiのTVLランキングでは16位に位置し、1位のLidoのTVLが約140億ドルなので、比較的利用されているプロダクトです。


画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard

Balancerの特徴

Balancerの特徴は主に3つあります。

  • 数種類の流動性プールが存在する
  • 自動リバランス機能がある
  • 独自トークン「$BAL」の発行

以下で詳しく解説します。

数種類の流動性プールが存在する

Balancerでは、数種類の流動性プールが存在しています。

大きく分けると3種類あり、そ

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