Hyperliquidとは?メリットやデメリット、将来性を解説

アイキャッチ画像引用元:Hyperliquid

こんにちは、デフィー参拾肆号です。

暗号資産市場の拡大に伴い、デリバティブ取引に対応するDEXのTVLも着実に成長しています。

中でもまだ新興な取引所ですが、安価な手数料、最新L1技術の導入、豊富な取扱銘柄などCEXに匹敵する使用感をもつHyperliquidというDEXが注目を集めています。

今回はHyperliquidを利用する上でのメリットやデメリット、将来性について解説していきます。

Hyperliquidとは

項目 詳細
プロジェクト名 Hyperliquid(ハイパーリキッド)
リリース 2023年2月
TVL 約3.5億ドル
ネイティブトークン なし
対応ブロックチェーン Arbitrum(アービトラム)
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
CoinbaseWallet(コインベースウォレット)
Walletconnect(ウォレットコネクト)
OKX Wallet(オーケーエックスウォレット)など
取引手数料 0%~0.035%
取扱サービス 先物取引
ファーミング
公式サイト https://hyperliquid.xyz

参考:Hyperliquid
参考:Hyperliquid – DefiLlama

Hyperliquidは、2023年2月にリリースされたデリバティブ取引などを提供しているDEX(分散型取引所)です。

オーダーブック形式を採用していることで取引の透明性が高く、独自のブロックチェーンを採用していることで高速かつ安価な手数料で取引できる魅力的な特徴を持っています。

その他にも100種類以上の取り扱い銘柄や最大50倍のレバレッジ、シンプルなUIなど利便性、操作性が高いこともメリットです。

また最近ではポイントプログラムも行っており、エアドロップが行われることも示唆されており注目を集めています。

2024年4月には24時間の取引高が16億ドルを超え、利用ユーザー数は10万人以上とリリースから約1年でかなりの成長を遂げています。

参考:Hyperliquid


画素引用元:Hyperliquid

Hyperliquidのメリット

Hyperliquidを利用する上でのメリットは下記のように多岐にわたります。

  • オーダーブック(板取引)形式を採用
  • 独自チェーンのHyperliquid L1の導入
  • 100種類以上の銘柄と最大50倍のレバレッジで取引可能
  • 手数料が安い
  • 流動性の提供で効率的に運用できる

以下で詳しく解説します。

オーダーブック(板取引)形式を採用

Hyperliquidはオーダーブック(板取引)形式を採用しており、取引所全体の注文情報が公開されています。

オーダーブックは売買の取引板を示しており、売り手・買い手をマッチングさせることで取引を成立させています。

このことから透明性が比較的高く、トレーダーは公平な取引環境で資産を有効に運用できます。

またHyperliquidではClearinghouseと呼ばれる注文やポジション、証拠金を一元管理するシステムを導入していることもあり、価格変動リスクの抑制やセキュリティを高める要因となっています。

独自チェーンのHyperliquid L1の導入

Hyperliquidは、独自のレイヤー1ブロックチェーンである「Hyperliquid L1」上で取引を行います。

Hyperliquid L1はTendermint(dAppsなどを作成できるソフトウェア)を利用して構築されており、スループット(データ転送量)は20,000回/秒の処理速度で、レイテンシー(データ遅延度)は1秒未満と高い処理能力を持ちます。

これにより、高速でスケーラブルな取引を実現し、ユーザーは効率的かつスムーズな取引を行うことができます。

100種類以上の取扱銘柄銘柄と最大50倍のレバレッジで取引可能


画像引用元:Hyperliquid

2024年4月3日現在、DefiLlamaで調べたところ、Hyperliquidでは122種類と数多くの暗号資産を取り扱っており、デリバティブ取引を提供するDEXで最も多いです。

$BTCや$ETHなど主要銘柄はもちろん、最近話題の$ALTや$Wなどマイナーなアルトまで幅広く取引できます。

ちなみに取

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