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https://kyber.network/about/kyber
こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。
今回は、オンチェーン流動性を提供するKyber Networkについて解説していきます。オンチェーン流動性とは、どういう仕組みなのか、Kyber Networkの概要や特徴を本記事で理解を深めて頂ければと思います。
また、トークンの将来性や、ユースケースもまとめていくので今後の活動の参考にしてみてください。
目次
Kyber Network(KNC)とは?
概要
Kyber Networkは2017年に3人の手によってイーサリアムブロックチェーン上にて設立されました。従来の課題としては、発行されるトークンはある特定のプロジェクト内でしか使えないことが多いという課題がありました。
これらの課題を解決させるためにクロスチェーンを活用して、異なるブロックチェーン間でも取引を可能にさせることでユーザーのDeFi取引を効率的にかつ費用対効果を高めていきます。
そこでKyber Networkが誕生したのです。KyberSwap.comはその主要なDEXアグリゲーターかつ流動性プラットフォームになります。
後ほど解説していきますが、様々な技術を活用して、DeFiユーザーに最適なスワップレートを提供し、流動性プロバイダーには効率的に収益を最大化することができるような仕組みがあります。
KyberSwapでは、Uniswap、Sushiswap、Trader Joeなどの複数のDEXから流動性を調達し、異なるチェーン上のトレーダーにとって最高のレートを実現しています。
加えて、Ethereum、Polygon、Avalancheを含む13以上のチェーンをサポートしているという実績もあります。
プロジェクト目的
Kyber Networkの目的としては、分散型経済の流動性ハブになることです。
具体的には、十人十色のユーザーや多種多様なアプリケーションも、流動性のニーズに合わせて必要なトークンに簡単にアクセス出来るようにするという目的になります。
また、DeFi、NFT市場、その他にも使いやすくセキュリティがしっかり担保された価値交換をサポートするプロトコル構築にも日々取り組んでいます。
チームメンバー
プロジェクトはLoi Luu氏、Victor Tran氏、Yaron Velner氏の3人によってスタートしました。
その3名の中の1人、Victor Tran氏がKyber Networkの現在のCEOになります。過去にはベトナムのプロジェクトの開発者でもありました。
また、Victor Tran氏はエンジニアとして経験豊富であるという実績もあります。
Loi Luu氏はKyberグループの会長に値するポジションであり、Yaron Velner氏に関しては流動性プロトコルであるB.Protocolの現CEOで2019年10月にKyberのCTO職を退いています。
このように、Kyberのトップ達は輝かしい経歴を持っており、その開発力や運営力というものは素晴らしいものがあるでしょう。
イーサリアム創設者ヴィタリックとの関わり
ヴィタリックはKyber Networkのアドバイザーに就任しているとして有名です。
他にもOmiseGOなどのアドバイザーにもなっていますが、アドバイザーになっているのはこの2つのみくらいで、ヴィタリックがいかにKyber Networkを注目しているのかが分かるでしょう。
Kyber Network(KNC)の仕組みと特徴
Kyberスワップとは
Kyberスワップとは、Kyber Networkが開発を行うDEX(分散型金融)になります。
クロスチェーンを提供するKyberスワップは適切なレートで取引できる他、10チェーン以上かつ2万種類に及ぶトークンを利用することができます。
また、オンチェーン流動性提供が可能であるため、異なるプラットフォーム間を使用することなくアクセスすることができます。
従来では、他のDEXのレートを確認したりするという手間がありましたが、Kyberスワップを利用することで最適なレートで取引を行うことが出来るでしょう。
Kyber Networkが提供する決済APIについて
APIとは「Application Programing Interface」の略称で、別々のソフトウェアプログラムの間で情報を連携、接続させるためのインターフェースになります。
KyberNetworkでの支払いAPI機能とは、異なるト
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