アイキャッチ画像引用元:Brand Assets – Liquity Docs
こんにちは、デフィー参拾肆号です。
暗号資産担保型ステーブルコインを発行できるCDP(担保付き債務ポジション)は誰でも利用でき、返済期限や利用制限が無いなど柔軟な貸借が可能であることで人気を集めています。
CDP分野で有名なのはMakerDAOですが、最近では借り入れコストが低いLiquityというプロトコルを耳にすることが多くなってきました。
今回はLiquityについて特徴や将来性を詳しく解説していきます。
Liquityとは
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | Liquity(リクイティ) |
リリース | 2021年4月 |
TVL | 約7.4億ドル |
ネイティブトークン | LQTY |
対応ブロックチェーン | Ethereum(イーサリアム) |
対応ウォレット | MetaMask(メタマスク) CoinbaseWallet(コインベースウォレット) Walletconnect(ウォレットコネクト) Gnosis Safe(グノーシスセーフ)など |
交換手数料 | 0.5% |
取扱サービス | 担保付き債務ポジション ステーキング |
公式サイト | https://www.liquity.org |
参考:Liquity | Interest-free Borrowing on Ethereum
参考:Liquity – DefiLlama
Liquityとは2021年4月にリリースされたEthereumブロックチェーンを基盤としたCDP(担保付き債務ポジション)プロトコルです。
ユーザーは$ETHを担保として預け入れると、暗号資産資産担保型ステーブルコインである$LUSDを発行することができます。
CDPプロトコルではMakerDAOが有名ですが、金利0%や最低担保率110%、など借り入れコストが低いなど魅力的な特徴から注目を集めています。
またプロトコル独自のフロントエンドは無く、フロントエンドオペレーターと呼ばれるサードパーティによって運営されており、比較的耐検閲性と分散化に特化していると言えます。
2023年12月現在ではプロトコル内のTVLは約7.3億ドルあり、DeFiのTVLでは23位に位置し、1位のLidoのTVLが約210億ドルなので、比較的利用されているプロダクトです。
画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard
Liquityの特徴
Liquityの特徴は主に3つあります。
- 独自トークン「$LUSD」と「$LQTY」の発行
- 暗号資産担保型ステーブルコインを発行できるCDPプロトコル
- 借り入れコストが低い
以下で詳しく解説します。
独自トークン「$LUSD」と「$LQTY」の発行
項目 | 詳細 |
---|---|
トークン名称 | Liquity |
トークンシンボル | LQTY |
現在の価格(2023年12月11日時点) | 約1.5ドル |
時価総額(2023年12月11日時点) | 約1.4億ドル |
取引できる主な取引所 | Binance、Coinbase Exchange、Kucoin他 |
Liquityでは暗
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