WBTC(ラップドビットコイン)とは?特徴や将来性について解説

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こんにちは、デフィー参拾肆号です。

BitcoinとEthereumは異なるネットワークのため、直接的な連携が難しいという課題を抱えていました。

この課題を解決してEthereumエコシステムでBitcoinに流動性を持たせることができるWBTCはBitcoinの運用手段の1つです。

今回は、Bitcoinの一形態であるWBTCに焦点を当て、その特徴や将来性について詳しく解説していきたいと思います。

WBTCとは

項目 詳細
取引所名 WBTC(ラップドビットコイン)
リリース年月 2019年1月
TVL 約100億ドル
ネイティブトークン WBTC
対応ブロックチェーン Ethereum(イーサリアム)
Tron(トロン)
対応ウォレット 各取引所による
取引手数料 各取引所による
取扱サービス ブリッジ
公式サイト https://wbtc.network

参考:Wrapped Bitcoin ( WBTC ) an ERC20 token backed 1:1 with Bitcoin
参考:WBTC – DefiLlama

WBTC(Wrapped Bitcoin:ラップドビットコイン)は、2019年1月にBitGo社やKyber Networkなど暗号資産市場の主要企業や組織によって開発されたプロジェクトです。

もともとBitcoinは決済や送金を主な用途として活用されており、相互運用性という面ではEthereumなど他のブロックチェーンに劣る課題がありました。

WBTCはこれを解決すべくERC-20規格で発行され、Ethereumネットワークでの利便性を向上させることを目的としています。

またBitcoinを価値の担保に据えたラップトークン(独自のブロックチェーンで開発された通貨を他のネットワークで使用できるようにしたトークン)であり、$WBTCは$BTCと1:1に連動するように設計されたステーブルコインです。

つまりBitcoinをEthereum上でラップすることで、Bitcoinの運用とEthereumのスマートコントラクト機能を組み合わせたものと言えます。

WBTCは、Bitcoinに流動性を持たせることを可能にし、運用手段の一つとして注目されています。

WBTCの仕組み


画像引用元:Wrapped Bitcoin ( WBTC ) an ERC20 token backed 1:1 with Bitcoin

WBTCの概要がわかったところで仕組みを解説していきます。

まず$WBTCの発行には、発行元である「カストディアン」と販売元として流通・管理を担当する「マーチャント」が存在します。

カストディアンはBitGoという暗号資産ウォレットや保管サービスを提供する米国大手企業が担当しています。

マーチャントはユーザーの身分を証明するためにKYC・AML(本人確認・反マネーロンダリング)プロセスを行っており、Kyber NetworkやAaveなど主要DeFi(分散型金融)や企業が担当しています。

$WBTCが発行されるまでReceving(受信)、Minting(鋳造)、Burning(燃焼)というプロセスがあり、大まかに以下のような流れになっています。

  1. ユーザーがマーチャントに$BTCを送金
  2. マーチャントがカストディアンに$WBTCの発行を依頼して$BTCを送金
  3. カストディアンが送金された$BTCと同等量の$BTCを発行してマーチャントに送金
  4. マーチャントからユーザーに$WBTCを送金

逆に$WBTCを$BTCに交換する場合は、マーチャントのアドレスから交換した分の$WBTCを残高から差し引くことで、$WBTCの供給量を減少させています。

WBTCの特徴

WBTCの特徴は主に2つあります。

  • BTCの価格に連動したステーブルコイン
  • ERC-20規格で発行されている
  • DeFiで運用可能

以下で詳しく解説します。

BTCの価格に連動したステーブルコイン

$WBTCはBitcoinの価格と1対1にペッグするように設計された暗号資産です。

カストディアンでロ

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