アイキャッチ画像引用元:Rocket Pool – Decentralised Ethereum Staking Protocol
こんにちは、デフィー 参拾肆号です。
暗号資産のステーキング報酬を受け取りながら、デリバティブトークンをDeFiで運用できるLSD市場はDeFiで最も多いTVLを記録しています。
中でもTVLが多いプロダクトはLido Financeですが、競合プロダクトとして有名なのがRoketPoolです。
今回はRoketPoolについて他プロダクトとの差別化点などの特徴や将来性や市場での展望についても詳しく解説していきます。
RoketPoolとは
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | RoketPool(ロケットプール) |
リリース | 2021年10月 |
TVL | 約17億ドル |
ネイティブトークン | RPL |
対応ブロックチェーン | Ethereum(イーサリアム) |
対応ウォレット | MetaMask(メタマスク) CoinbaseWallet(コインベースウォレット) Walletconnect(ウォレットコネクト) Phantom(ファントム) Crypto.com Wallet(クリプトドットコムウォレット) Rabby(ラビー) Exodus(エクソダス) OKX Wallet(オーケーエックスウォレット) Trust Wallet(トラストウォレット) Bitget Wallet(ビットゲットウォレット) Frame(フレーム) Taho(タホ) Unstoppable Domains(アンストッパブルドメインズ) |
取引手数料 | 15% |
取扱サービス | リキッドステーキング |
公式サイト | https://rocketpool.net/ |
参照:Rocket Pool – Decentralised Ethereum Staking Protocol
参照:Rocket Pool – DefiLlama
RoketPoolは2021年10月にローンチされたEthereumのステーキングプロトコルです。
EthereumのステーキングにあたってRoketPoolが利用される理由は、ステーキングに対する次の3つの障壁があるためです。
▼Ethereum2.0ステーキングの障壁
・障壁1:ステーキングする際に自分でノード運用環境を整える必要がある
・障壁2:ステーキングする数量は1ノードあたり最低32ETH必要(32ETH以下はステーキングできない)
・障壁3:ステーキングしている$ETHは移動させることができない
RoketPoolでは上記のような問題を解決すべく、ノード運用はプロトコルが行うステーキングプールを提供しています。
最小ステーク額も0.01ETHから利用できるため、32ETHという大金も必要ありません。
また$ETHが引き出せないのは変わりませんが、代わりに$rETHが付与されます。
これによりステーキング報酬を受け取りながら、$rETHを他のDeFiで運用できるという魅力的なプロトコルとなっています。
上記のことからEthereumのステーキングへの問題が解決され、誰もがステーキングできるプロトコルということで注目を集めています。
2023年10月現在ではプロダクト内のTVLは約17億ドルあり、DeFiのTVLでは13位に位置し、1位のLidoのTVLが約140億ドルなので、比較的利用されているプロダクトです。
画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard
RoketPoolの特徴
RoketPoolの特徴は主に3つあります。
- 独自トークン「$RPL」の発行とDAOによる組織体制
- 2種類のステーキングが存在する
以下で詳しく説明します。
独自トークン「$RPL」の発行とDAOによる組織体制
項目 | 詳細 |
---|---|
トークン名称 | RoketPool |
トークンシンボル | $RPL |
現在の価格(2023年10月5日時点) | 約21ドル |
時価総額(2023年10月5日時点) | 約4.1億ドル |
取引できる主な取引所 | Binance、CoinbaseExchange、Bithumb他 |
RoketPoolでは「$RPL」と呼ばれる独自トークンを発行しています。
プロトコル内でノ
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