こんにちは!デフィー壱拾参号です!
今月14日、DeFiレンディング大手のAaveが独自ステーブルコインであるGHOの最新の開発状況を報告し、技術詳細を示したテクニカルペーパーを発表しました。
本記事では、GHOの開発状況や仕組みについての情報をお伝えします!
GHOとは?
GHOはAave独自の過剰担保型ドルステーブルコインであり、暗号資産を担保にしてGHOを新規発行することができます。今年7月にコミュニティによって提案されてから開発が続けられていました。
ステーブルコインは、現在1500億ドル近く取引されており、ブロックチェーン上での価値取引において非常に有用な手段ですが、GHOは透明性と耐検閲性の高い分散型のステーブルコインを目指しています。
GHOが導入されるとAaveプロトコルでのステーブルコインの借り入れは、より競争力のあるものになります。Aaveはステーブルコインの借入利払いをすべてDAOに送金し、新しい機能の実装や、エコシステムの貢献者のサポート、市場の低迷時の財務の強化などに役立てることでさらに組織を大きくすることが狙いです。
名前の由来はAaveのトレードマークである「Ghost」からとってきたのではないかと思われます。
Aave Market v3との親和性
GHOの提案が可決された当初はAave Market v2で実装される予定でしたが、コミュニティによる再投票により、先日公開されたAave Market v3に最初に実装されることになりました。
Aave Market v3では以下の主要な機能が実装されています。
①eモード: 担保と借入に相関があれば効率よく借入できる機能
②分離モード: リストする際に担保にできるトークンの種類を指定できる機能
③供給上限:指定した資産の供給量を制限できる機能
eモードでステーブルコインを担保にしてGHOを発行すれば、スリッページをほとんど0にすることができたり、分離モードや供給上限を使用することでリスクヘッジをすることができます。そのため、Aave Market v3とGHOは非常に親和性の高い組み合わせだといえるでしょう。
開発の進行状況
開発情報の報告によると、GHOをEthereumのAave Market v2に実
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