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https://www.arweave.org/brand-kit
こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。
本記事では、分散型ストレージを提供するArweave(AR)についての解説をしていきます。Arweaveにはどんな仕組みや特徴があるか、今後の考察や購入を検討している方のために少しでも参考になれば幸いです。
分散型ストレージ銘柄には他にも複数ありますが、他との類似点や違い、またプロジェクト概要やトークンについての詳細も明らかにしていくため、是非最後まで読んでいただけたらと思います。
Arweaveとは
概要
Arweaveは分散型ストレージ技術を提供しています。
具体的には、データの保管にブロックチェーン技術を採用して、分散型組織で管理をしているプロジェクトになります。
Arweaveは2017年にArchainとして発表され、ICOで資金調達を行った後、翌年にトークンをローンチしました。
他のチェーンと提携をすることでストレージ技術を展開しており、類似トークンにはFilecoinやSia、Storjといったストレージ系トークンが存在します。その違いについても解説していきます。
プロジェクト
データの保管の定義として、管理人を置き中央集権的なオンラインストレージサービスとして、1つの場所に集めることが主流とされてきました。
暗号資産業界では、技術の発展によりCEXからDEXへの技術革新が進行していることから、Arweaveでは管理人を置かず非中央集権的に、尚且つ永久的にストレージ(データ容量)技術を分散型ストレージとして解決、採用しているプロジェクトになります。
そして、ArweaveがArchainを発表して以来は、WEB2からWEB3への移行を更に推進させ、データ保管に対する課題解決及び技術向上に向けて日々開発を行っています。
Arweaveの仕組み&特徴
クラウドストレージ
クラウドストレージとは、インターネット(WEB2)を介してデータの管理や保管をする技術やサービスのことです。
もちろんこの技術には大きなメリットがあります。例えば、中央集権的に管理をしているため、取扱いが容易となります。
現在で言えば、AmazonやGoogleといった大手企業がクラウドサービスを提供し、世界的にも主流となっているのが現状です。
クラウドストレージはブロックチェーン技術を活用していませんが、Arweaveを理解する上で必要な知識となるため、覚えておくと便利です。
分散型ストレージ
分散型ストレージとは、管理人を置かないという点が大きなメリットであり、ブロックチェーンを活用して保管をしているため、技術はビットコインと類似する点がありますが、Arweaveが取り組んでいるのはブロックチェーン技術を活用したストレージ問題の解決です。
2020年から2021年にかけてトークンの発展に加え、NFTの活躍が目立ち、どこにどのようにしてセキュリティ面を保ちながら保管するのかという課題が出てきました。そこで特定のサーバーや中央集権に依存しないプロジェクトとして分散型ストレージサービスが登場し、採用されるようになりました。
POAとは
POAとはArweaveのコンセンサスアルゴリズムです。
ビットコインのコンセンサスアルゴリズムであるPOWに少し類似する点がありますが、比較すると違いがいくつかあります。
POAはPOWと同様に電
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