こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。
Eigen Layerが最近では話題になっていますが、一体どのような点が魅力でポイントとなっているのか、Eigen Layerの特徴について解説していきたいと思います。
https://www.blog.eigenlayer.xyz/eigenlayer-stage-1-mainnet-launch/
Eigen Layerの概要
Eigen Layerとは、イーサリアム上で構築されたプロトコルであり、『リステーキング』という革新的なサービスを展開し、イーサリアムの再取得を可能にしています。
具体的には、イーサリアムブロックチェーンで取引を検証する人(バリデーター)がイーサリアムをステーキングし、それを担保にさらにステーキング(リステーキング)できるという仕組みです。
バリデーターはステーキング分とリステーキング分の2つから報酬を獲得できることから、バリデーター参加者の増加に繋がり、取引を検証する人が増えれば増えるほどセキュリティも強固なものになるというわけです。
まとめると、Eigen Layerでは主に2点がポイントとして挙げられます。
1つ目は、バリデーターがイーサリアムをリステーキングすることで報酬を得ることができるため、イーサリアムの需要が増し、価格の上昇が期待できる点です。
2つ目はバリデーターが増えることで取引を検証する人が増えるということはイーサリアムのセキュリティが強くなり、さらにEigen Layer上で構築されたプロジェクトはイーサリアムのセキュリティを借りることができる点です。
プロジェクトの目的
Eigen Layerの目的は、リステーキングを世の中に普及させ、イーサリアムネットワークの分散性を他のプロジェクトに提供することを可能にさせることです。
加えて、仮想通貨市場の課題である分散性やセキュリティの部分を解決させ、ユーザーが安全に取引やアプリケーションを利用できる環境を提供するという目的もあります。
Eigen Layerの特徴&メリット
リステーキング
https://www.coingecko.com/learn/eigenlayer-restaking-ethereum
実際にどのような仕組みでリステーキングが行われるのか解説していきます。
図解は難しそうに見えますが、リステーキングの概要は意外とシンプルで簡単です。
まずユーザーはイーサリアムを預け、イーサリアムのバリデーターになります。
次に、イーサリアムと他のプロトコルにもイーサリアムを預けていきます。
具体的には、イーサリアムのバリデーターがオラクルやブリッジも検証し報酬を2箇所から貰うということです。
自分のイーサリアムをスマートコントラクトの中にさらにロックをすることで報酬がもらえます。
従来であれば、イーサリアムのバリデーターになれば検証した対価として報酬を得られていましたが、その他にも検証したいということであればさらにその分(オラクルやブリッジの検証)の報酬を受け取ることが出来るようになったということです。
セキュリティ
セキュリティに関しては、イーサリアムのセキュリティを借りれるようになるというメリットがあります。
ビットコインやイーサリアムのようなセキュリティが担保でき、分散性が強いブロックチェーンを貸し借り出来ないかという発想から生まれたのがEigen Layerになります。
実際に、リステーキングをするユーザーが増加するということは取引の検証をする人が増えるということに言い換えられるため、その分セキュリティも強化されることでしょう。
Eigen Layerがビットコインではなくイーサリアムを選択した理由としてスラッシング機能があるからとされています。
スラッシング機能とは、取引の検証をする際に不正を行ったり、誤った取引承認をしてしまったりした場合に自身が預けていた資産が減らされるというものになります。
この機能があることにより、バリデーターの不正を事前に防ぐことに繋がります。
https://updraft-forprofessional.com/media/blockchain-security/
コスト面の課題解決
左の図が従
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