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https://x.com/infinex_app/photo
こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。
分散型金融(DeFi)の発展に伴い、資産運用の選択肢は広がりつつあります。
しかし、従来のDeFiウォレットは操作が煩雑でセキュリティやリカバリーの仕組みに不安を感じるユーザーも少なくありません。
こうした課題に対する新たなソリューションとして登場したのが「Infinex」です。
この記事では、次世代型ウォレットとしてのInfinexの仕組みや独自機能、トークンの活用事例を通じてその全貌を明らかにします。
Infinexとは
概要
Infinexは、分散型デリバティブの先駆者であるSynthetix創設者、Kain Warwick氏によって開発された次世代ウォレットです。
ノンカストディアルでありながら、SolanaやEthereumをはじめとする複数の主要ブロックチェーンに対応しており、ユーザーにCEX(中央集権型取引所)と同等の利便性を提供します。
扱う必要がない点が特徴であり、従来の煩雑な手順を排除したことで初心者にも扱いやすい設計となっています。
プロジェクトの目的
Infinexのビジョンは、分散型金融をより幅広い層に届けることです。
従来の暗号資産ウォレットは、シードフレーズやガス代の知識を必要とし参入障壁が高いのが現実でした。
Kain氏はSynthetixの運営を通じて、一般ユーザーがDeFiに参加するためにはUI/UXやセキュリティに関する障壁の高さを実感し、Infinexの開発に着手しました。
パスキー認証やマルチチェーン資産管理、回復可能なVault機能などを備えたこのウォレットは、「日常で使えるノンカストディアルDeFi体験の提供」をミッションとして掲げています。
仕組み&特徴
特徴1:スマートアカウントとパスキーによるノンカストディアル構造
Infinexは、WebAuthnに準拠したパスキー認証とスマートアカウントを組み合わせた新しいウォレットセキュリティ構造を採用しています。
パスキーはデバイスローカルで管理され、署名のたびに生体認証またはPINが要求されるため、フィッシング耐性が高く安全性に優れています。
また、Vault機能によってGoogleアカウントやSolana/EVMアドレスを事前にリカバリアドレスとして登録しておくことで、アカウントがロックされた場合でも安全に資金を取り戻せます。
このように、資産を失うリスクを極限まで軽減できるのが大きな魅力です。
加えて、これらの仕組みは、従来型ウォレットの持つ「自己責任リスク」に対する具体的な解決策となっており、ユーザーの心理的障壁を下げる設計が随所に施されています。
Infinexは、暗号資産初心者でも直感的に利用できる構造を目指しており、セキュリティと利便性を高度に両立しています。
特徴2:Swidgeによるクロスチェーン取引
Swidgeは、Infinexが独自に提供するクロスチェーン資産管理システムです。
ユーザーは複数のチェーン間での資産移動やトークンスワップを1つの操作画面で完了できます。
従来のように外部ブリッジや多重ウォレットを切り替える必要がなく、Ethereum、Polygon、Solana、Arbitrumなどの複数チェーン間の資産管理が極めてシームレスに行えます。
今後はBitcoinやXRPなど非EVMチェーンへの対応も予定されており、さらなる利便性向上が期待されています。
さらにSwidgeは、ユーザーの操作回数を減らし資産移動に伴うガス代の負担軽減にも貢献しています。
これにより、DeFiに慣れていないユーザーでも手軽に複数チェーンでの資産運用に挑戦できる環境が整っています。
特徴3:BullrunとEarnによる報酬の仕組み
Infinexには、参加型かつ直感的な収益体験を提供する仕組みとして、ゲーム形式の「Bullrun」モードが搭載されています。
Bullrunでは、毎日配布される5枚のトークンカードを用い、対応する資産の価格変動を予測します。
価格が上昇すればポイントが加算され、上位入賞者には報酬が分配される仕組みです。
また「Earn」機能では、LidoのstETHやSolana上のmSOL、EthenaのUSDe運用など複数のステーキングおよび利回り獲得プロトコルが統合されており、クリック数回で収益機会に参加可能です。
これらの仕組みによって、DeFiを「投資」というよりも「体験」として気軽に触れられることが、Infinexの魅力の一つとなっています。
これにより、日常生活の中のゲーム感覚で資産の管理・運用が可能となる、新しいユーザー体験が実現しつつあります。
NFTについて
NFT概要
Infinexでは、資金調達とガバナンスを兼ねた「P
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