こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。
私達はTwitterやInstagram、LINEなどの SNSを当たり前に日々使用して生活しています。この既存SNSとブロックチェーンを掛け合わせたWeb3ソーシャルメディアという新しいSNSが誕生し大きな注目を集めました。そこで本記事では、Web3ソーシャルメディアの中でも大きく注目されている「Phaver」について解説していきます。
Phaverについて
Phaverとは
Phaverとは、Lens Protocol上で構築された分散型SNSプロジェクトになります。Lens Protocolとは、Polygonブロックチェーン上のプロトコルであり、業界トップクラスのDeFiのAAVEを開発した企業の元で開発されています。
分散型SNSが誕生した経緯の1つとして、アメリカ前大統領のドナルド・トランプ氏のTwitterアカウントが運営会社の操作により勝手にアカウントを凍結されたことが挙げられます。具体的には、SNSというものは誰もが自由に発言を行い、利用できるアプリケーションであり、中央集権的権力が働いてアカウントが誰かの操作で利用できなくなるのはおかしいということです。
これに対し、Phaverのような分散型SNSではブロックチェーンを活用することで分散型ネットワークが構築でき、誰もが自由に利用できるというメリットがあります。また、プロフィール写真にはNFTを活用することができるため、本当にそのアカウントが本物なのかの特定を行うことができるでしょう。
イーサリアムの創設者であるヴィタリック・ブテリン氏がアカウントを構築したことで一気に認知が広まり、2023年7月時点では15万人ものユーザーが登録しています。Phaverの仕様としてはTwitterのようなリツイート、いいね、リプなどの機能が備わっています。
更に、Twitterでは出来なかった、投稿した内容や投票活動によってポイントを獲得できるという大きな違いがあります。また、Phaverのように投稿をしてポイントを稼ぐことをWeb3業界では「Share to earn」と呼ぶことがあります。
phaberHP
目的
Phaverは、クリエイターやインフルエンサーなどのSNS上で質の良い投稿やコンテンツを拡散してくれた人に報酬を渡すことが出来る世界を実現させるという目的があります。従来のSNSでは、いくらクリエイターなどが良い投稿を行ったとしても収益化することが難しいという課題がありました。
クリエイター側からすると、今までスクリーンショットなどで終わっていたものがしっかりと収益化されることで、継続して投稿やコンテンツを利用者に提供してくれる期待ができ、質の良いSNSが構築されるという素晴らしい循環に繋がることでしょう。
特徴
特徴は大きく3つに分けて紹介していきます。
1つ目は、Share to earnとも呼ばれ、SNSで報酬を受け取れるような仕組みがあることです。Twitterのような既存のSNSでは、投稿を行えば報酬が得られるという仕組みがありませんでした。いくら中身が素晴らしい投稿をしたとしても拡散され終わってしまうという現状がありました。しかし、Phaverの誕生で投稿をすることで報酬を獲得することができるようになった他、質の良い投稿は拡散されやすくなったというメリットがあります。
これは、クリエイターやインフルエンサーを助ける仕組みとして大きく注目されています。既存のSNSでは中々収益化が難しく、活動を継続したくても辞めざる得ない状況になっていたクリエイターやインフルエンサーが沢山いたことでしょう。それにより、優秀な人材が世の中に広まらず消えていくという課題をPhaverは解決してくれるかもしれません。
2つ目は、NFTを活用できる点です。PhaverはLens Protocol上で構築されているため、Lens Profile NFTを保有している場合双方で連携させることが出来ます。自分の投稿はもちろん、フォロワーやステーキングなどを紐付けることができるため0からアカウントを構築する必要がなくなりました。NFT1つでSNSを簡単に連携させることが可能になることはインフルエンサーやクリエイターにとってまた1から集客をするといった手間が無くなるので画期的な仕組みと言えるのではないでしょうか。
また、Web2とSNSというものはユーザーのデータは基本的にその運営会社が管理しています。なので、アカウントを制限されたり、最悪の場合アカウントを凍結されてしまうというリスクがあります。しかし、Phaverのような分散型SNSではNFTとアカウントを紐付けることができるためアカウントやそのデータというものはユーザー自身で管理出来ます。中央集権的権力が働かず、自分が思うままに自由に利用できる点も特徴の1つでしょう。
3つ目は、S
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