Superstateとは?特徴から将来性までわかりやすく解説

アイキャッチ画像引用元:Superstate

こんにちは、デフィー参拾肆号です。

暗号資産市場において、いま最も注目を集めるキーワードの1つがRWA(現実資産)のトークン化です。

米国債や株式といった伝統的な金融資産をブロックチェーン上に乗せる試みが加速する中、その中心地として独自のポジションを確立しているのがSuperstateです。

今回はSuperstateの概要から他と一線を画す特徴や将来性についてわかりやすく解説します。

Superstateとは?

項目 詳細
プロジェクト名 Superstate(スーパーステイト)
リリース 2024年3月
TVL 約7.4億ドル
ネイティブトークン なし
対応ブロックチェーン Ethereum(イーサリアム)
Solana(ソラナ)
Plume(プルーム)
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
Coinbase Wallet(コインベースウォレット)
Phantom(ファントム)
Solflare(ソルフレア)
Backpack(バックパック)
Rabby Wallet(ラビーウォレット)など
管理手数料 0.15%
取扱サービス 現実資産のトークン化
公式サイト https://superstate.com/

参考:Superstate
参考:Superstate TVL, Fees & Revenue

Superstateは米国債ファンドなどのRWAやSEC登録株式の発行基盤などを展開し、伝統金融資産をオンチェーンで運用するDeFiプロトコルで、大手レンディングプロトコル「Compound」の創業者、Robert Leshner氏によって2023年に設立されました。

彼がDeFiの最前線で直面したのは、暗号資産ネイティブなエコシステムの急拡大とそこに存在するボラティリティの高さや伝統的金融資産へのアクセスの乏しさという課題でした。

DeFi市場にステーブルコインや暗号資産は溢れているものの、安全かつ安定した金利を生み出す現実世界の資産(RWA)を組み込む仕組みは極めて限定的だったのです。

そこでLeshner氏は、規制に準拠した形で米国短期国債などの伝統的金融商品をトークン化し、オンチェーンの世界へ直接届ける架け橋としてSuperstateを立ち上げました。

Superstateは、米短期国債ファンドや暗号資産のキャリートレードを活用したファンド、さらにはSEC登録株式の発行基盤「Opening Bell」などを展開しています。

一般的なRWAプロトコルの多くは、既存のファンドやSPV(特別目的会社)を仲介させて後からトークン化する二重構造(ラッパー)をとっており、コストや透明性に課題がありました。

それに対し、Superstateの既存モデルとの最大の違いは最初からオンチェーン運用を前提に設計されたネイティブな構造にあります。

伝統金融の規則をクリアしつつ、最初からブロックチェーン上で機能させることで、無駄な中間ステップを排除した滑らかな金融体験を実現しています。

2026年9月現在、プロダクト内のTVLは約7.4億ドルあり、DeFiのTVLランキングでは50位に位置し、1位のLidoのTVLが約230億ドルなので新興プロジェクトながら比較的利用されているプロダクトです。


画像引用元:DefiLlama – DeFi Dashboard

Superstateの特徴

Superstateの特徴は主に3つあります。

  • 自社がSEC登録の移転代理人
  • 既存システムと共存する「FundOS」
  • 本物の株式を直接発行できる

以下で詳しく解説します。

自社がSEC登録の移転代理人

Superstateの最大の強みは、Superstate Services LLC(自社グループ)がSEC(米証券取引委員会)登録の移転代理人である点です。

移転代理人とは、企業やファンドに代わって誰がどれだけ株式を持っているかという公式な株主名簿を管理・更新する法律で認められた公的な機関のことで、株の発行や解約や配当の分配なども担当します。

従来のRWAプロトコルは、この名簿管理を外部の証券化パートナー(Securitize社など)に外注しているため、中間マージンが発生していました。

しかし、Superstateは自社グループが移転代理人そのものです。

ブロックチェーン上のトークンの動きや法的な株主名簿の書き換えを自社インフラで直接リアルタイムに同期できるため、外部への手数料が発生せず、年率0.15%という低コストを実現しています。

既存システムと共存する「FundOS」

RWA化の最大の障壁は、既存の金融機関において完成された運用基盤や監査・保管プロセスを維持したいという強いニーズがある点です。

そこを解決するのが、Superstateが提供するFundOSです。

FundOSは、既

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