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https://x.com/entropyIO/photo
こんにちは、デフィー 弐拾壱号です。
暗号資産市場では、株式やコモディティなどをオンチェーンで取引するRWA分野が拡大しています。
そのなかでも、新たな取引対象として注目されているのが未上場企業です。
Entropyは、Hyperliquidの仕組みを利用し、RWAやPre-IPO銘柄の無期限先物市場を提供するプロジェクトです。
通常は売買しにくい未上場企業への価格エクスポージャーを、オンチェーンで提供しようとしています。
本記事では、Entropyの仕組みや目的を整理したうえで、HIP-3との関係や価格形成、トークンに関する現状まで解説します。
1.Entropyとは
1-1.概要
Entropyは、Hyperliquid上で独自の無期限先物市場を展開するHIP-3マーケットデプロイヤーです。
公式Docsでは「io」というティッカーが割り当てられており、株式やコモディティ、指数などを取引対象として想定しています。
なかでも特徴的なのが、Pre-IPO企業を対象とした市場です。
未上場企業は証券取引所で株式が売買されていないため、一般投資家が継続的に取引することは簡単ではありません。
Entropyでは、こうした資産を現物株として提供するのではなく、価格変動へ連動する無期限先物として扱います。
たとえば、Anthropicを対象とした「io」が展開されています。
そのため、Entropyで取引する商品はAnthropicの株式そのものではありません。
企業の所有権や株主としての権利を取得するのではなく、対象企業の評価額に基づく値動きへポジションを取る仕組みです。
1-2.プロジェクトの目的
Entropyが目指しているのは、従来の金融市場ではアクセスしにくかった資産に対して、より開かれた取引環境を構築することです。
上場株式には証券取引所が存在し、市場価格を継続して確認できます。
一方、未上場企業の株式は投資家や従業員などが保有しており、誰でも自由に売買できるわけではありません。
さらに、資金調達ラウンドの間隔が長ければ、企業価値を示す新しい価格情報も限られます。
Entropyは無期限先物市場を構築することで、市場参加者による継続的な価格形成を可能にしようとしています。
2.仕組み&特徴
2-1.HyperliquidのHIP-3を活用
Entropyの基盤となっているのが、HyperliquidのHIP-3です。
HIP-3は、一定の条件を満たしたデプロイヤーが独自の無期限先物市場を構築できる仕組みです。
Entropyは独自の取引基盤をゼロから構築するのではなく、Hyperliquidのインフラを利用しています。
これにより、オンチェーンの注文板や決済環境を活用しながら独自市場を展開できます。
また、デプロイヤーは取扱資産やレバレッジなど、市場に関する複数の条件を設定します。
つまり、同じHyperliquid上の市場でも、誰が展開しているかによって商品設計が異なります。
Entropyの市場には「io」という識別子が付けられます。
そのため、Entropyの画面上に表示される商品すべてが、同プロジェクトによって展開された市場とは限らない点には注意が必要です。
2-2.Pre-IPO企業を無期限先物として取引
Entropyを象徴する特徴が、Pre-IPO企業を対象とした無期限先物です。
代表例となるAnthropicは非上場企業であるため、一般的な証券取引所には継続的な現物価格が存在しません。
そこでEntropyでは、取引参加者による注文状況などを利用しながら市場価格を形成します。
これにより、企業がIPOする前から、その評価額に対する市場参加者の見方を取引へ反映できます。
また、無期限先物であるため、通常の先物取引のような固定された満期日を前提としません。
現物株を保有せず、価格の上昇と下落の双方を対象としてポジションを構築できます。
ただし、Pre-IPO市場では明確な現物価格が存在しないこと自体がリスクです。
価格形成が注文板の流動性に左右されやすく、通常の上場株式とは異なる性質を理解する必要があります。
2-3.RedStoneを活用した価格形成
RWAの無期限先物では、適切な参照価格をどのように算出するかが重要です。
特に株式市場には営業時間があり、暗号資産のように常時現物価格が更新されるわけではありません。
Entropyでは、この課題への対応としてRedStoneの価格データを利用しています。
RedStoneは複数の情報源を利用し、RWA市場向けの参照価格をオンチェーンへ提供します。
さらにEntropyでは、注文板の流動性と外部の参照価格を組み合わせる方式を採用しています。
注文板に十分な厚みがあれば市場価格を重視し、流動性が低下すると外部データの比重を高める設計です。
これにより、24時間動く無期限先物と、取引時間が限られる現物市場の差を補完します。
Pre-IPOのように明確な現物市場が存在しない商品では、特に重要な仕組みといえるでしょう。
3.トークンについて
3-1.トークン概要
2026年9月時点では、Entropy独自のネイティブトークンについて、公式Docsで明確な発行情報を確認できません。
そのため、Entropyという名称のトークンを見つけても、公式資産と判断するのは危険です。
総供給量やコントラクトアドレス、トークン配分なども公式から明示されていないためです。
一方、EntropyはHyperliquidのHIP-3を利用しています。
そのため、プ
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